毎日不運な事故で亡くなる人が後を絶ちませんが、交通事故を除くそのほとんどが作業中(仕事中)による事故死で、遺族に労災保険金こそ降りますが、本人の命は返ってきません。
つまり一所懸命に働いていた当の本人はやられ損、犬死になのです。
交通事故であっても仕事に向かう途中、もしくは帰宅途中なりで、とにかく仕事が絡んでる事も多いわけです。
「働くと死ぬ」の意味がお解り頂けましたでしょうか?
就労のたびに命の危険が曝される
世の中にはビックリするほど命懸けの仕事がたくさんあります。
いわゆる危険な仕事ですね。
当然その分給料もめちゃ高いと思っていたのですが、そうでもないんですよねこれが。
時給1500円とかでビルの窓ふきとかやってらっしゃるみたいなんですよ!
作業員という現代の奴隷
高所恐怖症でなければ命綱もあるし別に怖くないし大丈夫という逞しい殿方が多くいるから成立してるわけですが、それでももうちょっとふっかけていいと思いますよ?
仮にも何かしらの一瞬の事故で命の危険に晒されるわけですから、最低時給3千円は欲しいところです。
というかビルの窓ふきなんかもう機械にやらせる事も可能でしょうに。
3日に一回は何かしらの作業員が事故で亡くなっております。
そんなニュースを知るたびに、命を軽んじて働くな!!と怒りがこみあげてくるのです。
エレベーター点検の作業員の死亡率は異常です。
ストレスで削られる寿命
危険な仕事じゃなくたって、長時間労働で精神を病んだり、人間関係のストレスから鬱病を患うのも珍しくありません。
動物実験でも証明されていますが、ストレスを与えた動物と快適な環境で飼育された動物とでは明らかに寿命が異なります。
栄養不足や運動不足なども短命に影響してきますが、栄養と運動は自身の心掛けである程度改善できますが、人間社会で働いている以上ストレスはどうにもなりません。
仕事がストレスなら辞めて転職するしかありませんが、転職先がノンストレスである保証はありませんし、基本的には何処へ行っても多少のストレスは負うものと覚悟しなければなりません。
人の上に立てばストレスを失くせると思いがちですが、偉くなればなったで別種の苦悩に苛まれることになり、結局は完全な苦悩からの解放は望めないのです。
リタイアして無職になるしかないですが、そうなったらなったで今度は無職透明としての悩みが生まれるものなのです。
人生とは苦行(修行)なのです。
働くと老ける
一方で外で働かないとどんどん老けるとか言いますが、あれ嘘です。
実際は逆でして、働く程に老化は早まります。これは間違いない事実です。
苦労してる人は老けてます。
働くという事は苦労する事です。
楽しい仕事なんて全体の1割未満の成功者だけです。
ほとんどの仕事はつまらなくて忌々しくて苦しいのです。
心を殺して働くわけですから当然精神から蝕まれていき、肉体も週5フルタイムであれば当然きしんできます。
老化しないわけがありません。
女が長生きな理由は労働時間が短いから
女性が一生のうちに外で就労する時間は男性と比べて全然少ないです。
男は20代前半で入社以降、定年するまで基本的にはフルタイムで働き詰めですが、女は本当に多種多様で、そのほとんどが一定期間無職であったり、パートタイマーだったりで、生活の中で仕事を優先して割り振ってる人の方が少ないくらいです。
結果女の方が男よりも10年程長生きなのはそうゆうことなのです。
ジジイとババアの違い
もちろんシニアになってからも活き活きと生きれるのがババアであり、ジジイはどんどん枯れてしまって何事にも意欲が薄れていくというのが一番の理由とは思いますが、なんでそうなるかというと、結局男は仕事漬けで生きてきた結果、退職した後の老後の生活に生き甲斐や楽しみをみつけにくいからなんですね。
ババアの場合はジジイよりもコミュ力があるので、子供夫婦や孫の世話をやいたり、近所づきあいでお茶会したりなど、中年期から老齢期までそんなに変わらない生活スタイルと心持ちでそのまま生きていけるからでしょうか。
ストライキのススメ
主題は「働くと死ぬ」でしたね。
確かに家で休んでいても稀に飛行機が突っ込んできて死ぬこともなくはないですが、そんなのは10年連続で高額宝くじに当選するぐらいの確率ですからね。
それに引き換え毎日仕事の為に出勤していれば、ちょっとでも気を抜くと交通事故に遭遇してしまいますし、真面目に働く程に精神を病むというオマケつきです。
これと引き換えに得られる給料によって飯にありつけるわけですが、割に合わない給料である事がほとんどなのが大問題なわけなのです。
だから労働者はどんどんストライキするべきです。
一日とかじゃなくて一ヶ月ぐらい。
もう何年もストライキしながら健康に過ごしている私が言うんだから間違いないのです。
つまんない仕事で一生を棒に振ってしまっては悔やんでも悔やみきれません。
死にゆく者の後悔の念第一位は「あんなに働かなきゃよかった」だそうです。
そんなふうに呟いて死ぬのだけはご免だね。