しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

仕事行きたくない働きたくない自粛生活続けたいコロナ騒動顛末記

緊急事態宣言が全国的に解除されました。

これまでのコロナ以前の生活に全部が戻るわけではありませんが、自粛要請を受けたお店は再開し、勤め人は電車に乗って会社へ、学生は学校に登校する自然な日常が、徐々に戻りつつあります。

ですが単純に喜べる人間ばかりではないでしょう。

この長い自粛生活の中で新たに芽生えた価値観と以前から有していた怠惰な憧憬が交錯し、コロナシンドロームに陥って以前の日々には戻りたくないと抗う人たちもそれなりにいるはずです。

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仕事行きたくない働きたくない

休暇ではないけれど二ヶ月弱の間自宅待機でテレワークのスタイルを確立しつつある頃に、それではまた以前のように会社に通勤して下さいと言われても、夏休み明けの学生のようにため息しか出ない社会人も相当数いると思います。

この自粛期間に無駄で不要だったものが明確になり、根底から覆されて目覚めた価値観に蓋をして、以前の日常にシレッと戻れるはずがないのです。

みんなと同じ時間に満員電車に揺られて会社に毎日出向くなんて効率悪いしバカげてる!

以前から薄々は気付いていたけど、テレワークができるのであれば速やかにシフトすべきだし、ひとつひとつ無駄で非効率な習慣は排除していくのが必然の進化ではないか。

もう騙されないぞ!!

通勤時間もスーツも会議もハンコも書類も飲み会も全部無駄じゃないか!!

無駄な出勤を減らして対面のミーティングを失くしてもっとタイトにメリハリのある労働環境を形成する企業努力を怠るなよ!!

そしてハゲ散らかした醜い頭を気にするくらいの恥じらいを持ってイカしたヅラを新調しろよ!!

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脱社畜を目論む悲惨な現状

人間らしく生きるとはどうゆうことなのか解ったんだ。

毎日決まった時間に起きて出社して帰宅してビール飲んで寝る社畜ロボットなんて近い将来まっさきにA.I.くんに仕事を奪われるに決まってるんだ。

欧米のリーマンは残業や居酒屋なんか寄らずに定時でまっすぐに帰宅して、家で家族と一緒に夕飯を食べると聞く。

気持ち悪いくらいに夫婦はスキンシップをとって、毎晩「愛してる」と配偶者に囁いてキスしておんなじベッドで寝るそうだ。

嘘だと思うなら洋画を観ればいい。驚くぜ?

我々はどうだ?

家事分担の比率が公平じゃないとか顔を見れば文句を口にする一時期気の迷いで愛した元女性の同居人を避けるように自室に逃げてパソコンの前で息抜きしてる。

こんなはずじゃなかった‥!!

若い時分に思い描いていた未来と全然違う!!

時を戻そう‥(byぺこぱ)

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まだまだ自粛生活を続けたいという本音

結局何が言いたいのかというと、まだまだ自粛生活を続けたいということだ。

自粛明けに誰もが喜んで出社するなんて思うなよ!!ってことなんだ。

確かに休みなのに出掛けられない出歩けないという縛りは思った以上に窮屈で、早くコロナが収束して以前の日常が戻ればいいのにと願った日があったのも事実だよ?

けどいざ緊急事態が解除されて、また以前と同じように往復の通勤で疲労する成果の見えない労働を再開する気にもなれないというのが正直な本音だ。

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コロナ騒動顛末記

この春に世界的に起きた深刻な珍事によって、我々はうやむやにしていたこれまでの固定された生活スタイルを変えて、柔軟に進化するよう努めなければならないことを思い知らされた。

臨機応変な対応力が求められ、眠っていた危機感を目覚めさせられた。

2月の段階では森会長や小池都知事は「五輪中止延期はありえない」と言っていた。

3月に入ると小中高全ての学校が臨時休校となり、医療崩壊したイタリアでは死者が増え続け、もはやオリンピックどころではないという事態の深刻な重さに政府と全国民がようやく気付く。

下旬には有名人の志村けんの新型コロナによる訃報が伝えられ、それまで認識の甘かった国民に一気に緊張が走る。

ニュースでは毎日感染者の数が報じられ、著名人の感染報告が明かされる度に身近に迫るウイルスの脅威に震えだす国民はマスクを求めて買い占めに走り出す。

4月に史上初となる緊急事態宣言なるものが発表されて、ステイホームと命じられた国民は不要不急の外出を控えるよう促される。

補償もハッキリしないままスーパー薬局以外のお店は自粛を迫られる。

諸外国では国民に数十万円の緊急手当てが早急に配られる中、我が国安倍総理が打ち出した発案は各家庭に布マスク2枚配布という斜め下をいく奇策で、こんな時に不謹慎にもケチ臭い冗談に466億を投じて実行し、国民を辟易させる始末。

しかもほとんどの家庭に現在も配布されておらず、値崩れした市販のマスクが店頭に並び始める。

国民全員に十万円を給付すると確約するも、未だ申請書の郵送すら行き届かない状況の中、緊急事態宣言は解除されて、まだ何も補償されぬまま日常だけが再開を余儀なくされ、我々国民はまた思考停止で各自足並み揃えて走り出すのでした。

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