メジャーリーガーからの奥さん公開で開幕戦まで完璧な好感度をキープしてきた大谷選手でありますが、側近の水谷通訳が違法賭博というスキャンダルでいっきに大谷までイメージダウンどころじゃない騒ぎとなりました。
天国に一番近い場所にいるような人物が地獄の一番地まで堕ちるというのは最高のエンタメであり面白いものでもあります。
個人的にも大谷に対しては本当に好印象でして、嫉妬の対象にもならないほどに彼の凄さを認めておりましたので、今回の事件も乗り越えられるものと信じておりますが、ＦＢＩが動いてる以上実際どう落とし込まれていくのか、見守っていくしかありませんが、庶民としては憶測で推察するくらいはいいんじゃないでしょうか。
一平の乱による今後の大谷の処遇について考察してみます。
- 水原一平の嘘と本当
- 大谷は送金に加担したのか、盗まれたのか？
- 大谷も一緒に賭博を愉しんだ可能性は？
- 大谷は一年出場停止か永久追放か潔白主張かの三択
- 結婚を機に水原と決別するのは必然だった？
- 人の運気は環境の変化に左右されることの証明
- まとめ
水原一平の嘘と本当
水原氏は19日のインタビューでは大谷に泣きついて送金してもらったと述べていたが、翌日になって前日の証言は全て嘘だと撤回し、自分が大谷に黙って大谷の口座から金を動かしたと自ら重罪になる方に証言しなおしました。
これは誰がきいても裏で弁護士らに撤回の圧があったと考えるのが妥当でしょう。
この撤回は非常に悪手であり、むしろ嘘を重ねただけにしかならないでしょう。
大谷を守る為に水原が全部を被るというシナリオが見え見えで、これだと結果的に大谷も保身で偽証して側近を見捨てた冷たい奴という印象になり、これまでの聖人君子イメージが崩壊するでしょう。
水原の最初の証言には信憑性も整合性もあるので、それをわざわざ動かす必要はなかったのです。
大谷を守りたい一心で水原に撤回を命じた裏の弁護団達がその場凌ぎの発想でアホすぎます。
追記です
結果的には最初の証言が嘘で、翻した二回目の証言が本当でした。
おそらくは19日の段階では水原は大谷に懇願すればもしかしたら助けてくれるんじゃないかという甘い希望があったのでしょう。
しかし20日には既に大谷に見限られて解雇されたので、事実をそのまま話したという事ですね。
大谷は送金に加担したのか、盗まれたのか？
水原の最初の証言通りなら、大谷は自らの手で自らのPCから自分の口座経由で胴元に送金した事になります。
これが事実だとMLB機構的に非常にまずいということで、証言を撤回させたわけですが、まずかろうがなんだろうがこれが事実なら通訳を助けたい一心で送金してしまったという事情があるのだから、かなりの情状酌量は見込めたはずです。
なのでそこは正直に大谷自らが釈明した方が傷は浅く済むと思うのですが、今の大谷にひとつも傷をつけたくないという周辺の思惑が偽証に走らせたのでしょう。
追記です。
正直も何も本当に大谷さんは潔白だったのです！
水原が大谷のパスワードを知っている可能性
水原が勝手に大谷のPCから盗んだパスワードを使って勝手に送金したという線ですが、一般的には無理があるだろというのが感想ですが、水原は大谷の身の回りの面倒な処理作業もこなしていたと言いますから、大谷の口座のパスワードを知っていてもおかしくはないんですね。
普通は億の入った口座を側近とはいえ任せるかとは思いますが、大谷にとっての10億は一般人の百万ですから、仕事でそれくらいの金額を動かすことはあるでしょうから、それを水谷に任せるという状況はそれほど不思議でもないんですね。
なので水原の単独窃盗の線も捨てきれない部分は残ります。
大谷も一緒に賭博を愉しんだ可能性は？
ちょっと前まで個人的にはこの線で疑っていたんですよ。
どうせ二人で暇な時にオンライン博打を愉しんでいたんだろう、と。
水原が面白いゲームがあるとそそのかして手術してオフの大谷と一緒に賭け事を愉しんだ説。
二人きりの時間も多いだろうし、容易に想像つきますよね。
もちろんこれが事実だとすると大谷の処罰は永久追放という最悪な事になりますが。
億万長者がギャンブルをするか？
そもそも大谷ほどの億万長者がギャンブルなんかするかって話なんですよ。
確かに金持ちでもギャンブルはしますが、それは更に増やしたいという小金持ちの欲望が多少なりともあるからであり、億万長者の場合は全くこれ以上お金を増やしたいとも思わないでしょうから、ギャンブルをする理由もないし、全く楽しめないと思うんですよ。
お金を増やしたい人間が賭け事をするんであって、お金を増やしたいと思わない人間は賭け事をする動機がないんですよね。お金を減らしたいというなら解りますが。
大谷は一年出場停止か永久追放か潔白主張かの三択
気になる大谷の今後の処遇はこの三つに絞られます。
送金に加担なら一年出場停止
最初に水原が証言したことが事実であれば、例え大谷からしたら世話になった側近を救いたいという善意からの行為であったとしても、違法な胴元にお金を振り込んでしまったという迂闊な行動は罰の対象になりますので、一年出場停止のペナルティが科せられてしまいます。
大谷にとっての一年は百億円に匹敵しますが、それでも長い目で見ればこれで済めば結果的には安いことになります。
なによりイメージが保たれますからね。
大谷は水原を救おうとしただけなのに‥という。
これ日本人的には結構重要な部分ですよ。
一緒に違法賭博をしたなら永久追放
アメリカではこの線を疑っている人たちも結構多いそうですね。
前述のとおりもし大谷が水原と一緒に違法賭博をしていたら一発レッドカードの永久追放です。これまでの記録も剥奪されてしまう可能性もあるという事です。
これは恐ろしすぎますね。
大谷にとっては死刑みたいなもんですよ。
これだけは避けたいですし、もし万が一やっていたとしたら、全力で命懸けの嘘で隠し通すでしょう。
つまり嘘っぽい証言が出てくるとこの線が濃厚になってくるというわけです。
怖いですねー。
水原に盗まれて何も知らなかったで貫く
今のところこの線でいくっぽいですが、これがホントに真実な可能性もありうるので、これで乗り切れれば水原を切って一件落着です。
ただそれでも本当にそうなのか？と穿った視点で見る層は一定数いるでしょうから、グレーな印象はつき纏ってしまいますね。
つまり潔白であってもイメージダウンは避けられないということです。
でもこればかりはもう仕方ないでしょう。
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結婚を機に水原と決別するのは必然だった？
そもそも古今東西いつの時代も親友とワイフは仲良くできないものだ。
だから大谷に彼女ができた段階で水原の気持ちは少しずつ闇に動いていたのかもしれない。
実際に時間軸的に一致するんじゃないかな？丁度二年前ぐらいで。
大谷と水原の関係はまさしく兄弟のようなパートナーであったわけで、そこにステディな恋人が間に入ってきたら、大谷と水原の関係も少しずつ距離ができていくものだろう。
彼女に大谷を取られた気持ちになった水原は以前よりも大谷と関わる時間が減ったことで元から好きだったギャンブルに手を染めていく。
大谷の大成功を横目に自分の稼ぎは１億にも届かないというもどかしさと、何かあれば大谷に頼めばいくらでも借りられるかもしれないという甘い思考のもとで。
人の運気は環境の変化に左右されることの証明
ひとつ言えるのは大きな転機になったのが21年のMVP受賞でしょう。
もしも大谷がメジャーで成功しなければ、こうはならなかったかもしれません。
ドジャース移籍で10年1020億円という契約金額を見て、側近の水原氏の金銭感覚がおかしくなったのも無理はありません。
周りに億単位のメジャーリーガー達がいるせいで、かねてから自分の収入に不満を感じていた水原氏だったが、通訳としては破格の給与をもらっていたはずであるが、それでも雇用主が一千億円稼いでると思ったら、その百分の一くらいは貰ってもいいはずだと勘違いした可能性は多分にあります。
まとめ
水原氏は子供時代からカリフォルニアで育ったアジアンフェイスのアメリカ人です。
感覚はほとんど日本人のソレとは遠く、アメリカ人に近かったからこそ通訳としては自然体で優れていたのでしょうけど、逆に言えば真面目に勤勉して身につけた語学ではないとも言えます。
つまりその出自は普通に上昇志向の強いアメリカ人気質であり、日本人特有の控え目さやワビサビには疎かったのかもしれません。
顔出ししてしまった水原氏の奥さんも大変ですね。
開幕戦では大谷夫人と隣で笑い合って観戦していたというのに、次の日には容疑者の妻ですよ。
もうこれは暴露本で借金を返済するしか道は残っていません。
ただ、暴露本だからこそ、嘘だけは記述しないでほしいですね。
人々が欲しいのは、生々しい真実ですから。
あともし大谷が情をかけるならば、二人でPayPayのCMに出てほしいですね。
水原氏には「もう二度と賭け事はしない！賭けてもいい！！（キリッ）」って誓ってほしいです。
ガンバレ一平ちゃん！
