そういえば引退してから何年も経つアスリートって、普通は何かしら成功者なら指導者や解説者やタレントになるし、無名で終えた人は一般職に再就職したりするものだけれど、たまにあれだけ有名だったけど今何してるっけ？という人もいるものです。
その２大巨頭が野球界のゴジラ松井とサッカー界の中田ヒデではないでしょうか。
どちらも20～25年前の2000年前後にはトップ選手として大活躍していましたからね。
けど今となってはあまりの露出の少なさに人々の記憶から消えつつあるというのも事実です。
あんなにすごかったスター選手でも、10年以上表舞台から姿を消してしまうと、忘れられてしまうものなんですね。
彼等は何故約束された華やかな老害ロードを歩まずに隠居生活を選んだのか。
ひと言で言ってしまえば、変わり者だからでしょうね。
松井秀喜がリタイア無職な理由
とりあえず一生遊んで暮らせるだけの金は既に持っていますから、あえて責任のある役職に就く必要もないというのが実情でしょう。
ですがこれだけのキャリアのあるレジェンドですから、普通は周りが放っとかないはずで、なんやかんやと表舞台に担ぎ出されるものですが、本人がその辺は完全シャットアウトしているのでしょう。
結婚した奥さんの顔を一切公表しなかった程にプライバシーを守る意識の高い人なので、性格的にインドア志向で派手な暮らしぶりには興味がない事が窺えます。
とにかくのんびりとニューヨークで家族と子育て生活を満喫していたいのでしょう。
解る気がしますし、なんとなく親近感も持てて好感度も高いです。
松井ってなんかいいよね
今は亡きうちの父も「イチローはいけ好かないけど松井はなんかいいな」ってよく言ってました。
彼の何がいいのかって、やっぱ入団当初「巨人行きたくない、掛布が好きだったから阪神に行きたい」と言いながらも、くじ引きによって嫌々巨人入りした経緯もあって、アンチ巨人の野球ファンからも愛されていましたね。
個人的には同い年（同学年）という事もあって、布袋や尾崎が好きだったり（ピアノで弾き語りが出来る！）、趣味がＡV観賞（現役時代に東スポでおすすめAVコーナーを連載していたｗ）だったり、鼻炎持ちであり独りで過ごすのが好きと公言するところに共鳴してシンパシーを感じますね。
もし松井とGEOかなんかで一緒にバイトなんかしてたら、多分意気投合して友達になれたかもしれないなーという親近感を抱かせられる珍しい存在ですね。
巨人の監督にはならないの？
松井ならオファーもありそうなものですが、多分断ったのでしょう。
ジャイアンツには生涯巨人一筋のエースか、四番しか監督にはなれないという古くからの伝統という名のおかしな縛りがあるため、現役時代に松井は「海を渡るな」と頑なに引き留めるナベツネの要望を振り切ってヤンキースに行った経緯がありますので、ナベツネが生きてる間は就任できないのかもしれませんけど。
でもいつかは監督をやってみたいという気持ちはあるようで、もしかしたらいずれは可能性として大いにあるのではないでしょうか。
ただ今は監督としてメディア露出すると家族にも負担がかかるのが嫌だそうで、子供が成人するまではしばらく家庭ファーストでありたいらしいそうです。
このへんの価値観や世間に迎合しないスタイルは私の最も好きな野球選手である門田選手に近いものを感じますね。
ニューヨークで育メン主夫生活
イチローですらマリナーズの臨時指導者としてコーチを務めたり、CM出演したりしてますが、松井は完全に無職っぽいのが素晴らしいですね。（たまにバイト感覚で一日臨時コーチをしたりはするけれど）
子供は小学生になる息子が二人いるそうで、キャッチボールをしている姿がパパラッチされても不思議ではないのですが、奥さん含めて完全に徹底ガードしてるご様子で、何処に住んでるのかも未確定だそう。
ニューヨークでの生活は快適だそうで、当分日本に居住するつもりはないそうだ。
豪邸の地下とかで子供に野球を教えてるんでしょうかね？
なんとなく松井は子供に野球選手になってほしいとか思ってなさそうなので、意外と勉強させてそうな気もしますね。
肩書はヤンキースのGM特別アドバイザー？
MLBは10年以上在籍した選手には手厚い年金生活を約束しているので、松井の場合も一応ヤンキースと永久的に繋がりがあるらしく、肩書としてもGM特別アドバイザーとしてマイナーの若手選手の指導をしてるんだとか。
週末だけとか限りなくゆるそうな待遇に思えてしょうがないですけど。
羨ましい限りですね。
ほとんど無職でも何か職業欄に表記する際は「ヤンキースGM特別アドバイザー」と書けるんですよ！
無職が一番肩身が狭い思いをする瞬間が職業欄を記入する時なんで、そこも華麗な肩書でクリアできるなんてホント最強ですね！
今日は松井の誕生日
これホントたまたまなんですよ。
松井の記事を書こうなんてつい数時間前まで思ってもなかったんですが、急にふと書きたくなったらそういえば今日って松井の誕生日じゃんって後から気付いたんですよ！
なんで特別松井のファンでもない私が松井の誕生日を覚えているのかと言いますと、実は息子と同じ誕生日だからなんですね。
つまり松井氏は私と同い年であり、私の息子と同じ誕生日なんですよ。
なのでどうしても親近感というか、気になる存在ではあるんですよね。
同じ無職の専業主夫として、これからも松井秀喜氏とは切磋琢磨する関係でいたいと思っていますｗ
