しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

家族を持つ(結婚する)というリスク

世の中で起こる全ての殺人事件のうち、過半数(55%)は親族間で起こっているという事実をみなさんはご存知か?

知らなかったけど考えてみればそうゆうもんかもなと、ふ~ん程度に思うであろう。

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家庭を持つ(結婚する)というリスク

親子間と夫婦間のどちらが多いのかはさておき(私の予想では夫婦間のが多いと思われる)、毎日のようにニュースで見聞きしすぎて、その都度「またかよ」と呟いてると、定番事件すぎて何も感じなくなってくるというか、交通死亡事故と同じくらいの頻度感覚になってるという事は、車=事故、家族=事件は同じくらい必然な出来事であると認識している事になる。 

車は乗らなければ運転して事故るという運命からは避けられる。

親族間殺人においても一人暮らしで生活していれば無縁の事件といえる。

親子間殺人

親族間殺人において最も悲痛なものは近年特にクローズアップされる児童虐待であるが、その中でも「母親の連れ子」に「内縁の夫」というキラーワードが多く目につく。

あとは支配的な夫(父親)がやりたい放題で、支配下に置かれた妻(母親)が子供を守れないどころか実質加担してるケースも実に胸糞が悪い。

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まず前者の場合真っ先に私が思うのは、親権を父親にしていたらこんな事にはならなかったであろうにな、である。

子供が幼い未就学児童の場合、問答無用で母親が親権を持つという仕組みに民間人も裁判所も一切の疑念を抱かない為に、父親側が親権を主張した場合であっても、母性優先の原則により男の希望は却下されるのが司法の現実である。

もしも逆のケースで夫の連れ子に対し内縁の妻という関係であったなら、例えネグレクト的な事が行われたとしても、殺人にまで発展する事は少ないように思われる。

ライオンの雄が自分の子供は可愛がるが雌の連れ子は殺してしまうのと同様、オスの本能であるからして、若い母親が幼児を連れて新たな男と同居する事に関してはもっと行政が監視してしかるべきだし、もっと言えばその場合親権を元夫に譲渡するくらいの法律を設けるべきだと切に思う。

夫婦間殺人

一方後者の場合は大抵妻(母親)側もDVの被害者であるとかなんとかで執行猶予的な措置で片付く事の多さにも非常に遺憾である。

こんな時でさえ、子供が傷つくよりも自分を守るのを優先するなんてゲスの極みではないか!

街頭インタビューで「妻(母親)側には少し同情する」とか答えちゃう頭の軽いオバサンが映ったりすると、「お前今すぐ母親の立場降りろよ」と不快な怒りに包まれる。

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一方夫婦間においては男女比率がほぼ五割であることから、夫が妻を…のケースと、妻が夫を…のケースどちらも均等にありえるということは、一般的な殺人事件の加害者が圧倒的に男性が多いのに対し、夫婦間になると女性側が殺意を抱くのが珍しくないという背景が見えてくる。

老々介護事件

特に昨今高齢化が叫ばれて久しい中で、高齢夫婦間による殺人事件も年々増加傾向にあるように思う。

介護疲れによる老々介護案件などは悲しいやりきれなさと、行政に頼れなかったのかという残念な気持ちに襲われるが、数十年の恨みつらみの蓄積によるものであるとなると、何故もっと早く離婚できなかったのだろう?と他人事ながら不幸な人生が集約された末路に対して、何か活路はなかったのかと真剣に考えてしまう。

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第三の人生に向けて

昭和の時代に比べれば随分と離婚の敷居が低くなったのは良い事だと思うのだが、それでもまだまだもっともっと潜在的に離婚したいのにできない夫婦というものが五万と居るはずだ。

統計上三組に一組が離婚してると言われてるが、離婚してない二組のうちの一組は潜在的には離婚したい仮面夫婦に違いない。

だとすると、結婚した夫婦の過半数(66%)は失敗(不幸)であると断定できてしまえる。

 

以上の事から昔から言われる「結婚は人生の墓場だ」というのはほぼ真実であるが、墓場で終わらせない為にも賢く軽やかに離婚という選択肢をもっと念頭に置いて第三の人生を自分の為に送ることができる高齢化社会を切に願う次第である。

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