今月17日の夜、さいたま市見沼区に住む小学四年生の息子が塾から帰宅しないと教職員の母親(42)からの捜索願を受けて、警察が深夜未明にその親子の住む住宅敷地内で行方不明だった男児の遺体をみつけ、家族である無職の義理の父親(32)を遺体遺棄の疑いで逮捕しました。
埼玉小4男児殺害事件義父逮捕にみる連れ子再婚のリスク
母親の危機意識の無さが原因
またまた起こってしまいましたね~。
もうやっぱり自然学的にどだい無理なんですよ。
オスは基本的に自分の子供じゃないと愛せないんですよ。
まして妻の元夫の血が流れてる子供なんてむしろ憎き敵対遺伝子なわけで、血縁のない継父が同居して育児するなんて無理ありすぎなんですよ。
無理じゃないケースというのは父親が仕事が忙しくてあまり家には帰らず、稼ぎが良くて他所で浮気してるケースですね。
その場合だと子供と接する時間も少なく、ストレスも感じずにやり過ごせるので家族としての体裁は守れますが、そうじゃなければよっぽど夫婦関係が良好でもない限り鬱憤が子供に向かうのは想定内であり、母親の危機意識が薄すぎですね。
子連れ再婚はもはや虐待
そもそも子供が家にいるのに恋愛して再婚するっていうのは子供ファーストの意識が欠けてるという証明でもあります。
シングルマザーで働いてれば仕事中は今子供どうしてるかな?とか、今晩何を食べさせようかな?とか考えて、恋愛なんて考えられないものだと個人的には思います。
ましてや再婚なんてしようものなら子供からしたらどこの馬の骨ともわからない全くの他人の男がズカズカと家に入ってきて父親面された日には呆然唖然お先真っ暗闇でしょう。
そんな子供の気持ちを全く考える事ができないから再婚なんてするのでしょう。
子供の立場でものを思考できないならその時点で親として失格です。
つまり子供が未成年の間に再婚しちゃう親権を持つ親は全員親失格者です。
進藤家の場合
こちらのケースで驚いたのは被害者の男児は次男であり、長男は元夫が養育しているという希少な事実でしょうか。
その意味では兄弟を分離しての離婚ということで、間違いではないのですが、再婚するんであればやはり子供は元夫の方に渡した方が良かったんでしょうね。
これがもし兄弟二人とも母親が引き取っていたとしたら、男の入り込む余地はなかったかもしれないし、なんとも言えませんけどね。
ただやはり結果論ですがどうせなら元夫が子供二人の親権を持ち、肉食系の母親が一人で出家した方が良かったんでしょうね。
元夫と長男の二人はローンを組んで建てた一軒家に住んでいるらしいので、次男も教職員の集合住宅で暮らすよりそっちの方が良かったでしょうけど、離婚当時の次男の年齢が幼かったのであれば家裁の判断で母親側に引き取られてしまうのも現状仕方がなかったのかもしれませんが、元夫の心境を考えると気の毒で仕方ないですね。
実父との面会交流は月に1~2回行われていたらしいのですが、無職のチャラい男が再婚相手となると元夫側も不安はあったでしょうし、関係も途絶えがちになっていたかもしれませんね。
ただひたすら被害者の遼佑くんが全面的にいろんな意味で被害者で可哀想ですね。
元凶は母親が変な男と昨年末から同棲を始めて今春に再婚をしてしまった事に尽きますが、この母親は自分の過ちに気付いているんでしょうか?ひたすら被害者気取りなんでしょうか?
本当の父親じゃないくせに
殺害動機はこのように言われたからだとのことですが、そんな事を言われるのは再婚して家に入り込むのであれば想定内であるし、それくらいでカッとなるようではどの道虐待コース確定だったでしょうね。
このチャラ男の立場からしたら単純に子供が最初から邪魔だっただろうし、子供の立場からしたら今年から突然知らない男が父親となり同居するなんて地獄のストレスですよね。
母親は楽観的にうまくやっていけるとでも思ったのでしょうか?教職員のくせに頭がお花畑ですね。
再婚の規定を設けろ!
再婚する人間って離婚した自分を顧みるという自責の念が足りていない印象を受けます。
きっと離婚したのは相手が悪いからだと相手のせいにしているような気がします。
例えどんなに相手がクズで有責100%だったとしても、そんな相手を選んでしまった自分の人を見る目のなさを恥じて反省しなければならないのに、そのような自戒精神は持たず、自己正当化に長けた悪い意味のポジティブ思考な人間のような気がします。
離婚後10年は再婚してはいけないとか法律で決めても良いと思います。
そうでなければ今すぐ共同親権にするべきだし、どんな理由であれ一度でも離婚をした人間は再婚に対して限りなく慎重であるべきだし、ましてや子供を抱えているのであれば極力シングルで育てる心意気がないのなら親権を持つべきではないと思う。
どうしても再婚したいのであれば親権を譲渡する勇気も必要だし、それを受容する社会の認識も新しい価値観へとシフトしていかなければいつまでも同じ事の繰り返しである。
疑惑と敬意の狭間
データとして圧倒的に連れ子虐待事件が血縁家庭に比べて割合として突出している以上、どうしてもそのような家庭が穿った目で見られてしまうのは仕方のない事でもあるし、それでもしっかりと血の繋がらない子供を養育している素晴らしい継父継母が世の中にたくさんいらっしゃるのもまた事実であり、当然一概にすべての連れ子再婚家庭を非難する気は更々毛頭ないのですが、それでもそのように非難されてしまう事も想定範囲内として受け入れる覚悟を持った者だけが連れ子再婚の資格があるわけで、今後ますます厳しい目を向けられることになる頑張っている子連れ再婚家庭の方々には改めて家庭内において強固な絆を深めていただければと願います。
一年後の判決
追記です。
さいたま市見沼区の集合住宅で昨年9月、住人の小学4年男児=当時(9)=の遺体が見つかった事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた義父の無職長島(旧姓進藤)悠介被告(33)の裁判員裁判の判決が9日、さいたま地裁であった。任介辰哉裁判長は懲役16年(求刑懲役20年)を言い渡した。
検察側は論告で、被告に力でかなうはずのない男児の首に、背後からいきなり電気コードを巻き付け、数分間締め続けた犯行態様を卑劣と指摘。男児は被告を慕っており、「首を絞められた時の絶望感は筆舌に尽くしがたい」とした。
一方で弁護側は、被告が本当の父親でないことに悩んでいた点を一定程度酌むべきだとして、懲役8年が相当と主張していた。
起訴状によると、長島被告は昨年9月17日、養子だった男児の首を電気コードで締め付け殺害し、隣室の電気水道設備室内に遺体を遺棄したとされる。
出典元:時事ドットコム