夫の食事に食器用洗剤を混入したとして、神奈川県茅ケ崎市のパートの女性(49)が8月、同県警に暴行容疑で書類送検されていたことが捜査関係者への取材で判明した。関係者によると、夫婦は不仲で、食事の味の異変に気付いた夫(50)が小型カメラを設置したところ、台所で料理に洗剤などを混ぜている姿が映っていたという。
出典元:毎日新聞
不仲の熟年夫婦は毎日が命懸け生き地獄
夫婦関係が冷え切って破綻しているにもかかわらず、離婚できずに仕方なくひとつ屋根の下で毎日暮らしてる家庭というのはいくらでも存在しています。
夫は出来る限り家から離れ、妻は夫が帰宅したら急いで寝たふりをします。
そうやってだましだまし日々を消化することは可能だからです。
でもまさか相手が自分を殺しにくるなんてことまでは想像しえませんから、のらりくらりと生活を継続できるのでしょうが、相手の殺意を感じた瞬間に家の中は本物の生き地獄と化します。
妻が夫の食事に毒を盛る可能性はゼロじゃない
このようなニュースはだいたい年一の頻度で起こります。
軽傷で済んだ場合や身内の犯罪なので報道してほしくないと被害者側が訴えた場合、報道も規制されるのであまり取り上げられることがないだけで、もしかしたら全国で月一くらいの割合で起きてるのかもしれません。
妻が夫の食事に毒を盛るのは実に簡単なことです。
どんなに夫が嫌いな妻であっても死なれては困るというケースも多いですが、保険金が掛けられている上で不倫を黙認していたり、離婚の話が浮上している場合は注意が必要です。
信用できない他人と同居を続けるストレス
なので妻を信じられなくなった夫は絶対に妻の手料理は口にしない方が良いです。
飲み物もその場で飲み切れる缶や自分で買ってきたものにすべきで、口の空いたパック牛乳や家族で飲める麦茶などを夜遅くに飲むのはたいへん危険です。
どんなに険悪な関係だろうとさすがにそんなことはしないだろうと思うのが普通ですが、実際にいつの時代もどこの国でも妻が夫を毒殺するケースはわりとあります。
入手困難な毒物や薬品であるとルート先からいづれ逮捕されますが、致死率が低く効果がすぐに期待できない洗剤などの日用品であれば、食器についてたとか言い訳もしやすいですし、体を徐々に弱らせることや憂さを晴らすことには成功するので、それこそお茶に唾を吐いて入れるような感覚で出されるかもしれないのです。
離婚すればいいだけなのに…
もうこうなってからでは遅すぎるので、不信感が少しでも芽生えた段階で即座に離婚の行動をとらなければならないのですが、離婚という行為に腰が重くなるのは熟年になればなるほど夫婦どちらも同じです。
離婚は明るい未来への解放であるのに、世間体やらを気にして生活が一変することを恐れるあまり躊躇してしまう既婚者はいっぱいいます。
そして躊躇して引き延ばしてるうちに取り返しのつかない事件が起きてしまうのです。
その時「あぁ、離婚してればよかった」と悔やんでも遅いのです。
カメラを設置する冷静な夫の対応
上記の事件では被害者の夫が台所にカメラを取り付けて証拠を掴んだからこそ書類送検できましたが、普通はその場で「なんか入れただろ!」「なにもいれてないけど?」の水掛け論の泥仕合で終わってしまいます。
決定的な証拠を掴まない限り、夫が入院するか死なない限りは、妻に毒殺の容疑はかかりません。
この夫はきっと食べるふりをして尚且つその場で恫喝したい感情も抑えて、妻の毒盛りを確信した上で泳がせて、毎日騙し合いながら寝食を共にしていたのでしょう。
まさに命懸けの夫婦生活でしたねw
その後の顛末を詳しく知りたいものです。