「離婚」というワードから連想される印象はマイナスなものになりがちですが、実際は前向きな未来を勝ち取った者の新たな再出発であるというのが真実です。
なぜなら本心では今すぐ離婚したいのに離婚出来ずに仕方なく同居生活を続けてる夫婦のなんと多い事か！
これこそまさに「死んでるみたいに生きてる」毎日です。
家庭が全てじゃないし、寝に帰る所だと割り切っているにせよ、それって面倒ごとから逃げてるだけで、問題を後回しにしているだけです。
そんなふうにして年月を重ねても、いずれは相手から見捨てられるのが関の山です。
きっちりと自分の人生と未来に対して真摯に向き合いましょう。
独身だと老後が不安？妻子が面倒を看てくれる保証はない！
倦怠期であっても離婚に踏み切らない夫婦の理由はそれぞれ様々ですが、ひとつ挙げられる理由に老後の不安があります。
既婚者(主に男性側)は将来的に身体が思うように動かなくなった時に、妻子が面倒を看てくれるものと信じて疑っておりません。
その為に人生の中盤を犠牲にして家族の為に身を粉にして働いてきたといっても過言ではないですし、その恩返しを将来介護という形で返してもらえると本気で信じています。
ですが残酷な真実を告げさせていただきますが、実は熟年離婚のトップ理由は配偶者の重度の怪我や病気なのだそうです！
つまり身体的に故障して使い物にならなくなった夫など、妻にとっては重荷でしかないのだから「離婚させていただきます」ということです。
これに対して怒っても仕方ないですし、引き止める術もないのです。
つまり仮面夫婦を継続したところで未来はないのです。
しっかりとした愛情と絆で結ばれていなければ、いつかは破綻するのです。
老後も連れ添ってる老夫婦というのは、貯蓄額に不安がない場合か、ある程度仲良しな場合か、情弱で行動力と社会性の希薄な底辺だけです。
働き盛りの中高年となった子供が親の介護なんて出来ない
将来的に子供は親の面倒を看るべきだなんて思想は大きな間違いです。
80歳を過ぎた親の介護の為に50代の子供が仕事をしながら同居していない親の面倒を看るというのは現実的には不可能です。
仕事を辞めて同居しなければそれは実現できませんし、子供(孫)が自立した年代とはいえ、まだまだやれる事ややりたい事もあるでしょうから、よっぽど親子の交流を培っていなければ、頼めるものでもないのが実情ではないでしょうか。
つまり外部のケアマネを依頼するのが現実的であり、つまりそれは独身だろうと既婚者だろうと同じという事です。
配偶者がいた方が多少は安心な部分はありますが、殺されるリスクもありますｗ
愛のない熟年同居生活に終止符を
だからこそ、今まだ身体が動けるうちに、今まだ意識がハッキリしているうちに、決断して行動しなければならないのです！
このままずるずると愛のない共同生活を続けていても、いずれは見捨てられるか見捨てるかで泥沼熟年離婚に発展します。
そうなる前にスマートな形で、なるべく遺恨を残さずに、表向き円満な素振りで、離婚を推し進めていくのが今からの課題となるのです。
愛情がないのに継続する夫婦生活は地獄です。
子供が成人して出家してるのに、二人きりで過ごすなんてうんざりです。
高齢ニートのこどおじ(こどおば)を飼っているのであれば逆にまだ意味がありますし、子供に買い物ぐらいは頼めるというメリットもありますが、熟年夫婦だけで過ごすというのは犬猫でも飼って誤魔化さないとやってられないというものです。
離婚は失敗ではなく成功
離婚するにはどうしたらいいか‥。
長らく生きてきてそんなこともわからないのですか？！
最寄りの弁護士に相談しましょうｗ
世の中前向きな離婚であふれてます。
「え！？まだ離婚しないで夫婦生活続けてるの？」って煽り文句が数年後の流行ワードになってるはずです。
離婚は失敗なんかじゃなく、晩年の成功事案です。
離婚できなかった者こそ負け組で、離婚した者は勝ち組なのです。
哲学者(イポリット・テーヌ)も言ってます
結婚とは「三週間互いに研究しあい、三ヶ月間愛し合い、三年間喧嘩をし、三十年間我慢しあう。そして子供達が同じことをまた始める。」と。
現代に換算し直しますと全て４掛けの40年以上の我慢となるでしょう。
時間がもったいないので我慢するのはせめて20年におさめましょう。
