俗にいうDVシェルターをご存知だろうか?
ここ数年の間で着実にその怪しい物の存在は知れ渡ってきてるとはいえ、実際にそれを利用した人が身近にいる人はまだまだ少ないだろうし、秘匿の決まりがある為に利用した事がある人でも滅多に他者に喋れるものでもない為、リアル生活においてその話題が出る事は極めてないように思う。
「でっちあげDV」と「DVシェルター」
被害当時はもうこればっかりをネットで検索しまくっていましたね‥。
この被害に遭われた方(遭われてる方)には、経験者としてどのようなアドバイスが送れるかを改めて考えてみたいと思います。
DVシェルター(母子保護施設)は冤罪の温床だ!
女性なら誰でも安易に入れてしまう
家を出たいと思ってる女性と実際に出て行かれた男性だけがその存在について調べたり知ったりするわけで、普通に生活しながらなんとなく離婚したいと思ってるくらいのレベルの人にはまだまだ程遠い最後の砦のような未知なる存在であり、そこに気軽に関わってはならないという危うい匂いだけは誰もが少なからず感じ取ってることであろう。
その名の通り、配偶者にDVを受けた者が着の身着のまま幼子を抱えて逃げ込むような場所である。
一般的なイメージとしては、凶暴な夫に殴られ続け、目に見える痣や傷を負って衰弱した妻が、このままでは殺されてしまうと生命の危機を感じて命からがら救いを求めて駆け込む場として、社会的にもなくてはならない非常に意義のあるセーフティスペースとして認知されている存在に思う。
それでもそんなに簡単に入れる場所じゃないんでしょ?と敷居の高さを感じるのがマジョリティの共通認識だとも思いますが、実際には女性なら誰でも超簡単に入れてしまうものなのです!!
でっちあげの構造
警察署に行って実際にはDVを受けていなくてもDVを受けていると言えばいいだけです。
それ以前に役所の相談機関などに行ったり電話して相談してる経緯があれば尚ベター。
殴られたとされる痣や傷がなくてもいいのです。
家を出たい一心で、あることないこと適当に嘘も交えて夫の不満を警察に喋るだけであっさり保護されます。
保護の先は最寄りの地域の緊急保護施設で、そこで二週間程滞在したのち、その間に生活保護の手続きなどが完了次第、他県の母子施設に移動するといった具合で、手際よく全部職員が手配してくれるらしいです。
ただその最初の緊急保護施設というのが非常に居心地の悪いものらしく、元妻は最初の家出の時はそこを二日か三日目で逃げ出し、追いかけてくる職員を振り切って迎えに来てもらった実父の車に乗って実家へ帰るものの、そこでも居心地が悪くて五日目に帰宅してきたという経緯がある。
DVシェルターってどんなとこ?
まず携帯電話を没収されて、外出もかなり制限されて、両親への連絡さえも禁じられるそうだ。
職員は女性ばかりでゾンビがゾンビ取りになったと言えば分かりやすいか、男はクソだというような洗脳作業がその2週間の間に行われるようだ。
決して第三者的な視点で冷静に話を聞いてアドバイスをくれるような所ではなく、「ようこそ、こちら側へ!」というような異様で気持ち悪い印象だったと後に元妻は語っていた。
施設内規則とカラクリ
警察もそうだが「あなたにも悪い所があるんじゃないの?」とは決して言わない。
全面的に女性擁護なので共鳴して味方になってくれるのが心地良くて、女性がそのまま滞在してしまうのも不思議ではないが、やはりどこかカラクリが怪しいと常識的に考えれば腑に落ちない事だらけで不安に陥るのが正常な思考であるとも思うのだが、それでもカネも居場所もない女性にとっては保護してもらえる場所であることには変わりはないから、ずるずると見知らぬ沼へと引き込まれていくのだろう。
地獄への入り口
二度目の家出の時は精神病院に搬送されて四泊五日入院した後、たくさんの薬を抱えてケロッと帰宅してきた元妻だったが、もうないと思っていた三度目の家出ではこの二週間の洗脳保護生活を乗り越えて、どこぞにある母子施設へと嫌がる息子を引き連れて旅立って行ってしまった。
私はその間、それまでの経緯もあった為に長くても二週間程したら帰ってくるだろうと呑気に構えていたのだが、失踪から二週間後に私が契約した元妻の携帯電話が郵送されてきた事で、いよいよ事の重大さに気付き、今回は帰ってこないのかもしれないと慌てふためき混乱し、息子の名を叫んで号泣した。
⇩当時の私の行動はこちら
妻が子供を連れてDVシェルターに逃げた
逸る気持ちを抑えてジッと待て
相手方の現在の居場所が判明している場合は家裁に通達を送ることが出来るのですが、このケースでは居場所の特定が出来ない為に「審判三点セット」を家裁を通して送ることが出来ません。
私は当時パニックだったので「これだ!」と思い、陳述書をビッシリ書いて生まれて初めての家裁に駆け込みましたが、「相手の住居も判らずにどこに出せと?」とよくよく考えたら至極当然な反応をされてしまいました…。
しかしこちらが何かせずとも、大概は相手の方から弁護士の名前入り封書で調停通知が送られてくるのが一般的です。
なので慌てず騒がず弁護士にもしがみつかずに、ひとまず静観するのが正解です。
殺伐とした夫婦喧嘩生活から静かな独身生活に戻った事にホッと一息つきましょう。
子供が心配でジッとしていられないものですが、どうにもならないので腰を据えて相手からの通知が届くまで待ちましょう。
警察も児相も市役所も相談したところで一切情報を与えてはくれませんから。
むしろこの段階ではDV夫として冷たい視線であしらわれるだけです。
世の中全てが敵に見えてきます。
実際に弁護士も探偵もこの段階ではなんの力になりません。
待つしかないのです。
敗北確定の落としどころ
待つこと二週間~三週間。早くて10日。遅くても一ヶ月で調停通知が届くはずです。
私の場合は何ヶ月待っても届かなかったので発狂寸前でしたが、それはレアケースです。
私の場合は元嫁に最初から離婚の意志がなく、統合失調症の家出感覚であった為、元嫁はいつか帰ろうと思いながらダラダラと緩く拘束されている状況だった為に通達が発送されることがなかったのですが、結果オーライではありますが不安は膨大でした。
普通は母子支援施設に入居する覚悟の子持ち妻は、当然離婚を視野に入れた上での行動となりますので、ひと月後くらいに裁判所の調停で話し合いが持たれる仕組みです。
そこである程度というかほとんど全部相手方の条件を飲んで離婚の判を押さない事には子供と会わせてもらえないので完全敗北するしかなく、あっさりと詰みます。
養育費と面会交流
それでも面会交流の約束を守らないケースも多分にあるので、守らなかった場合のペナルティ等を織り込むくらいしか出来る事はないかもしれません。
養育費と面会交流は司法の見解では別問題なのですが、当事者からしたら切っても切り離せない重要な駆け引き要素だとは思いますね。
子供への愛情が深い父親ほど足元も見られますしボロボロになりますね。
死にたくなる程の苦しい絶望の日々から抜け出すには、心を鬼にして子供を諦めて独身からリスタートするくらいの気持ちに切り替えるしかないですかね。
親権を争う夫婦の子供
一方では親権の押し付け合いで我が子を引き取りたがらない夫婦というのもいるらしいですし。
そういった子は無理に片親と暮らすよりは施設に行った方がマシでしょうね。
そう考えたら親権バトルしてる夫婦の子供は愛されてるということですね。
中には児童手当目的で子供を離さないという悪魔も存在するそうですが。
実子の先行連れ去りは日本に限り誘拐にあらず
話を戻しますが、シェルターに行かれてしまった場合には本当にこちらから事を起こす手段はありません。
万が一場所を特定できたとしても、連れ戻すのは困難です。
そこに三点セットを送ってももう違う場所へ移ったとかでマトモに応じてもらえません。
ひどい誘拐案件ですが、法的には実子の連れ去りだし、誘拐としては扱われません。
連れ去られた夫側からしたらこっちも親権あるんだぞ!と叫びたいところですが、現状監護してる側が強いです。
そこを強行奪取すると逆に警察に警告されてしまいます。なんとも謎ルール。
常識では喧嘩は先に手を出した方が悪いはずですが、連れ去り監護問題においては先に子供を連れて逃げた方が警察に守られるという仕組みだとか。
どちらにせよ女親が圧倒的に有利ですね。
男親が先行連れ去りしても警察守ってくれないですしね。
てゆーか連れ去りという卑怯な手段って男は思い浮かばないんですよね。
だから9割方が妻側による連れ去りなんだと思います。
でも今は昭和の頃とだいぶ違って子に愛情注ぐイクメンパパ本当に増えてますからね。
圧倒的不利な状況の中でも男親には頑張って欲しいと思います。
来たる調停裁判に向けて思考せよ
あと子供は絶対に諦めないでほしいです。
さっき楽になるには諦めた方がいいと言いましたが、それは「ラク」を重視する場合に限りです。
子供が母親と暮らした方が幸せかもしれないと思うのであれば身を引くのもひとつの愛だと思います。
でも子供が母親より自分と暮らした方が幸せになるという自信がある人は親権を勝ち取る為の闘いに向けてじっくり考えたり行動するべきです。
もし今渦中におられる方がいましたら、健闘を祈ります。