月と宇宙を愛するリッチロマンサーこと前澤さんの新恋人が「ひなんちゅ」とあって、世の中のほとんどの人が「誰や？」状態かと思います。
もう７～８年前になりますが「SILENT SIREN」こと「サイサイ」のCDをなんと定価で購入して、ヘビーローテで聴く程に推してた時期（黒歴史？）が個人的にはあったので、このバンドの元ファン（？）だった自分としても久しぶりに忘れかけてた名前が掘り起こされてびっくりドンキーですよもう。
サイレントサイレンは何故人気ない（売れない）の？
もっと売れると思ったんですけどねぇ‥当時は。
サイレントサイレンは女性雑誌（「CUTiE」）の読者モデルをしていたすぅ（ボーカル）&ひなんちゅ（ドラム）を中心に結成されたガールズポップバンド。
13年にメジャーデビュー後にオリジナルアルバムは現在までに７枚出しており、ヒット曲は‥ない。
メンバーはモデルあがりだけにルックスも良く、楽曲も王道キャッチーなポップロックなので、もはや売れる要素しかないのになんでブレイクできなかったのか謎である。
おそらく考えうるにそもそもガールズバンドというもの自体が大衆ウケするには難しく、ミリオンを売ったガールズバンドなんて30年以上前のプリンセスプリンセスの「Diamonds」以外ないんじゃないか？
一般認知された曲も ZONE の「secret base～君がくれたもの～」ぐらいしか思い浮かばないというもの。
つまりはガールズバンドなんて誰がやっても売れないものなんですね。
それでも華のあるビジュアルとキャッチーな楽曲であればそこそこ売れるもんだろ？と思うものですが、本当に想定をはるかに下回るほどにあんまし売れませんでした。
検証してみるに、まずファンのターゲットが絞り切れず中途半端であるということ。
読モあがりだから十代女子がメインターゲットであったはずなんですが、十代女子にとってはバンド＝男子であり、オシャレで可愛い雑誌モデルに関心はあっても、楽器を持ってバンド活動をしている女子には残念ながら興味がないんですね。
音楽を聴くならソロで唄うシンガーソングライターとなるのです。
その為サイサイのファン層は主にオタク系男子が占めるのも必然であったのですが、その男性ファンも48グループ等のアイドル勢にほとんど持っていかれるため、本当に僅かな（私みたいな）マイノリティーヲタしか顧客として掴めなかったのが敗因ではなかろうか？
SCANDALに負けてバンドリにすがる始末
10年代のガールズバンドといえば SCANDAL 一択といった状況であり、後輩のサイサイがスキャンダルを脅かすには至らず、逆にアニメ＆ゲームのメディアミックスで大々的に宣伝しまくった「バンドリ」に少ない残党ファンを取られる始末。
自分たちのファン層がアニオタである「バンドリ」と被ることを認めて受け入れるしかなかったサイサイは、プライドを捨ててバンドリとのコラボライブを開催するなどなりふり構っていられない状況に追い込まれていく。
しかしそれでも売り上げは落ち込む一方で、若さが売りだったメンバーらも気付けばアラサーとなっていた。
ひなんちゅ脱退でサイサイ活動休止は前澤氏が原因？
そんな落ち目の状況の中、昨年９月に致命的な事件が起きる。
ドラムでリーダーのひなんちゅが突然脱退を発表したのである。
それにより３人組となったサイサイは21年をもって活動休止を発表し、現在に至る。
そして年明けにZOZOの前澤氏の新恋人として名前が浮上したのがその「ひなんちゅ」だったのである。
前澤氏とひなんちゅが交際を始めたのが昨年の夏頃からという事で、彼女のバンド脱退理由が前澤氏との交際であるという可能性は極めて高いと推察される。
何故彼との交際が脱退の要因となるのか。
それは前澤氏が一緒に月（宇宙）に行く女性に求める要件として、スケジュールの都合がつけられる人という点を挙げていたからだ。
バンド活動を続けていては、急に「ちょっと彼氏と月に行ってくるからライブ出れないわ」とキャンセルするわけにもいかないというもの。
仕事と恋人どっちが大事なんだ！？と問うたらば、落ち目のバンド活動よりも大富豪の恋人に決まってんだろゴルァ！というものでしょう。
ある意味ゴーリキと肩を並べて30歳でシンデレラになったひなんちゅを誰が責められようか。
前澤氏もドラマ―としてバンドデビューした経緯があるため、おそらくドラムという共通点が二人を引き合わせたに違いない。
そんなわけでひなんちゅ脱退によるサイサイ活動休止の原因は前澤氏と言って間違いないだろう。
前澤氏のことは今後サイサイクラッシャーと呼ぶことにする。
ひなんちゅってどうなん？
ひなんちゅはバンドの中で一番長身（公称164）で、パッと見一番美人タイプであるが、雰囲気は最もボーイッシュでたくましい（粗雑な）印象。
少なくともオタ受けするタイプではなく、同性（女）から支持されそうなタイプ。
インドネシア語が堪能で、中央大学文学部を卒業しており、月に出掛ける上で最低限サイサイクラッシャーこと前澤氏が求めるステータス（本当は身長170cmを希望）を、彼女はギリギリクリアしていると言えるのだろう。
今後のサイサイに復活の目途はあるのか？
わかりません。
今更新メンバーを加えて再起を図れる勢いと余力があるとも思えません。
このまま終了の可能性の方が高い気がします。
ですがボーカルのすぅの音楽に賭ける意気込みはホンモノなので、３人で再開する未来も見えなくもないです。
すぅのアニメ声とゆかるんの愛らしさ
なんといってもサイサイの魅力はボーカルすぅのアニメ声とキーボードゆかるんのアイドル性にあります。
ひなんちゅが抜けてもファンはそれほど減りはしないでしょう（元から少ないし）。
ベースのあいにゃんのアンニュイな感じもグループのコントラストとして映えます。
僕の中であいみょんはあいにゃんのパクりです。
SILENT SIREN おすすめ代表曲５選
最後にサイレントサイレンのおすすめ代表曲を紹介したいと思います。
ポップでキュートな世界観が個人的には大好きです。
チェリボム
4thアルバム「S」のリード曲。（16年）
エロカワイイとはこうゆう歌だ。
BANG!BANG!BANG!
3rdアルバム「Silent Siren」の先行シングル(6th)曲。（14年）
バカバカしいほどの夏うた。
ぐるぐるワンダーランド
2ndアルバム「31Wonderland」のトリ曲。（14年）
すぅよりゆかるんのが詩作の才能あるな。
ジャストミート
5thアルバム「GIRLS POWER」の先行シングル(14th)曲。(17年)
野球用語を散りばめた一途な恋うた。
恋のエスパー
6thアルバム「31313」のリード曲。(19年)
このダサいタイトルとノリがいいじゃないか。
ひなんちゅが前澤氏にあっさりロケットから捨てられないことを願うのみです。
別れた後にバンドにまた復帰する未来も許してあげてもいいのではないかとさえ思います。
ひなんちゅとサイサイに幸アレ。
（ひなんちゅって言いたいだけの記事でした）
