宇宙からもお金配りだとかで前澤友作さんに対して賛否はありますが、個人的には彼の「たまたま運よく金持ちになった人は富を分配するべきだ」という思想は正しく素晴らしいと思いますし、どんどんやってくれたらいいと思います。
でもこれに乗っかって500円でもいいから欲しいと群がるパンピーの方々は控えめに言って乞食ではないでしょうか。
乞食＝悪ではありませんが(私はDaiGoではないので)、ちょっとどうなんでしょうか。
宝くじを購入する層と被ってるんだとは思いますが、宝くじだってタダじゃないように、この企画に参加するということは少しばかりの時間と労力を駆使して個人情報を明け渡すという事ですから、よく考えるべきではないでしょうか。
前澤さんのお金配り企画に参加する人は全員乞食です
僕がお金配り企画に参戦しない理由
こんなこと言ってますけど私も以前前澤氏が一番最初にやった「ひとり親救済企画」に応募しました。
それこそ本名と住所と電話番号と性癖等あらゆる個人情報を書き込んでポチッと送信しましたが、結果外れました。
その後も前澤氏はお金配り企画の幅をどんどん広げていき、応募対象はツイッターのフォロワーであればどんな人でもOKとまでになりました。
ですが私は二度と応募することはありませんでした。
普段からツイッターはほとんどやらないのですが、たまに覗くと前澤氏の活動報告が目障りでフォローも外しました。
こんなものに当たればラッキーくらいの感覚とはいえ毎度すがる思いで、前澤氏の掌の上で裸踊りをするかのようにして、降ってくるかもしれない小銭を期待して口を大きく開けて待つのはいかがなものか？と。
プライドなんてとうに捨てているとはいえ、ネット乞食を自認して自らの個人情報を毎度富豪に差し出すというのは違うんじゃないか。
なんの価値もない個人情報とはいえ、それも積もれば富豪の肥やしにはなるわけで、普段から誰の役にも立ちたくないと頑なに非生産主義を貫く木偶の棒の自分としては、データの統計の一部としてすら利用されたくないわけです。
大久保さんは参加して当選したけど途中で頓挫した
タレントのオアシズ大久保さんはこの企画にシロートに紛れて参加して最低額の500円（正確には500ポイント）が当選したそうですが、その後のLINE認証とアプリDL決済の手続きが面倒くさすぎて途中で投げ出したそうです。
確かにあれ相当電子決済に手慣れてる人じゃないと、500円（正確には500ポイント）貰うために30分とかかけてちまちまやてったんじゃ本末転倒なんですよね。
大久保さんみたいなお金持ちが参加すんなよというのはおいておいて、彼女のように手続きが予想以上に面倒で途中で諦めた人というのは結構いるとは思います。
消費者でいる限り負け組
結局は前澤氏側はアプリをダウンロードさせるのが目的ですからね。
例えその後すぐアンインストールするにしても、その手間と個人情報付与は得たポイントと比して妥当で、冷静に考えたら決してお得ではないのではないか。
ポイント貰ってわーい♪と嬉々として買い物するような消費者は、世間的には模範的で健全な優良国民なわけですが、それでいいのか？と。
相手の思惑に乗っかったら負けなんじゃないか？
両者Win-Winでいいじゃんかと言うかもしれませんが、全然その勝ち（価値）は違いますよ。
明らかに負けですよ、臆面もなく乞食根性をさらけ出した時点で人として。
もはや大富豪という存在は違法ではないか？
資本主義社会の成れの果てとはいえ、今の時代に飛びぬけた大富豪って存在しちゃいけないんじゃないの？って思います。
年収１億越えたらもう越えた分は税金として没収でいいんじゃないか？
その代わり消費税も廃止して国民から一律で税金取るの辞めようよ。
年収何十億って得てる成功者って夢はあるけれど、目に見える格差は大衆の気力（労働意欲）を奪うよ。
少なくとも私は競争社会で競争する気は持てませんし、弱者が努力不足で強者が正しいとは絶対に思いません。
貧民の在り方
前澤氏が発言した通り、成功者はたまたま運良く金持ちになれただけです。
元から金持ちの家に産まれた人なんてまさにガチャの勝利者です。
ガチャで外れた人はおとなしく泥水すすりながらアプリでもダウンロードしてろってか？
そうじゃないだろ！！
貧しいならば絶対に「金が欲しい」なんて言っちゃダメだ！
欲しがると搾取されて終わりだからです。
僅かなお買い物ポイントと引き換えに幸福を手に入れた気分になれるなら、それはそれで幸せなのかもしれないけれど。
貧民にできる最後の抵抗は「欲しがらない事」です。
そうすればすでにそいつは、貧民ではないのです。
