正確には離婚届を役所に提出した日から丸五年が経過しました。
5年という期間はそれなりに長いと感じますから、祝5周年とかお祝いする習慣や気持ちも理解できるというものです。
5年前の自分には「よく頑張ったな、おかげで5年後の今はノンストレスで暮らすことができているよ」と謝意を表明したい。
5年前に離婚して本当に良かった
今から遡ること5年前に私は最寄りの役所に離婚届を提出し、晴れて受理されました。
この時の解放感といったら、さしずめ懲役12年の刑に服役した後にシャバに出て、松屋で定食をカッ喰らって店を出て、夕空を見上げながら大きく深呼吸するような‥そんな多幸感に包まれたように記憶します。
もしあの日あの時、離婚届けを出す事を躊躇ってしまっていたら‥、おそらく今こうして呑気にブログなんて書いていないだろうし、息子を諦めて一人家を飛び出していたかもしれないし、はたまた我慢しながらケンカの毎日を繰り返していたかもしれない。
どちらにしても不幸な気持ちを背負って体調に支障をきたしながら自分の人生を呪っていただろう。
離婚後の元夫婦関係
だからといって離婚したことで関係が良好になったというわけでもありませんw
同じです。
5年経過した現在でも少し会うだけでドッと疲れるし、電話で話すだけでイライラしてきます。
やはり嫌いなんだと思います。
会うたび話す度に、今が離婚してる状態で本当に良かった!と胸を撫でおろします。
もしこれで今も婚姻関係を継続してたら‥と考えると、心臓に負担がかかって死にそうな気分になります。
でもそうじゃないので、多少の不愉快も大目に見れるのです。
どんなにムカついても一緒に住んでない他人なんだと思えば寛容になれるのです。
嫌いな配偶者との婚姻生活は地獄
もう好きでなくなったって、嫌いでなければこれまで培ってきた「情」だけでなんとか共同生活を継続する事は可能かと思います。
でも「嫌い」だとそうゆうわけにはいかず、難しいのです。
顔を見るだけで、声を聞くだけで、所作による物音を聞くだけでどす黒い感情が沸き立つ相手とは、ひとつ屋根の下で暮らすのは控えめに言って地獄です。
だけど相手がどうのと言うよりも、私自身が結婚生活に全く適性がない人間だったからであると自覚します。
おそらく元嫁でなくても、相手が誰であっても十中八九嫌になっていた可能性は充分にあります。
何故なら私は極度の人間嫌いだからです。
パートナーがいない幸福
結局パートナーが居ると精神的に相手に縛られて振り回されるので、ストレスが溜まって寿命が縮みます。
相手の気持ちを尊重しなくてはならないし、機嫌もとらなきゃなりません。
食べ物も寝起きの時間も出来るだけ相手に合わせなければなりません。
もう話すことがなくても、毎日コミュニケーションは必須です。
相手のどうでもいいつまらない低俗な話題にも相槌を打たなければなりません。
フラッと出掛けたくなっても、何処に行って何時までに帰るかを伝えなければなりません。
こうして挙げればキリがない程に、もはや婚姻生活の全てが苦痛でしかありません。
結婚なんてするもんじゃないっすね。
これに反論がある人は幸せな人なんだろうけど、きっとあなたのパートナーが我慢してるということですよ。
もちろん心がシンクロするような満たされる瞬間というものもあるでしょう。
けれど基本的には皆自分が一番可愛いので、欺瞞に気付くと耐えられなくなるのです。
打算なくして生活は成り立ちません。
だったら相手を利用せず、自力で生きる方が人として健全なのです。