しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

あびる優離婚娘の親権は格闘家の夫/親権を争わない夫婦の形

日本では余程のことがない限り幼い子供の親権は母親に与えられます。

しかしそれはあくまで裁判で親権を争った場合であって、協議離婚で妻側が親権を夫に託しても良いと話がついていれば当然親権は父親側になる。

それでも親権を望まない母親は人としてどうなのかと非難されがちであるが、育てる自信もないのにカッコつけてとりあえず親権を獲得する母親よりも、よっぽど潔くて良いと個人的にはむしろ賞賛する。

親権を争わない離婚夫婦の形/あびる優娘の親権は父親に

タレントのあびる優(33)が今月4日に離婚していた事を報告。4歳の娘の親権は格闘家の才賀紀左衛門(30)が持ち、慰謝料等はないとのこと。

芸能人の離婚報道は珍しくもないが、親権が父親となると一般同様かなりのレアケースであるため、母親側の落ち度を推察されがちである。

父親側が親権を持った離婚芸能人といえばここ数年で思い浮かぶのはココリコ田中と辻仁成(中山美穂)であるが、どちらも子供の意向を一番に考慮した形であるのに対し、あびる優の娘はまだ4才であることから子供本人の意向ではなく、あびる側が親権を強く望まなかったのではないかと推測される。
何故なら日本では母親側が親権を望んで裁判で争えば95%以上の確率で4才の娘の親権は母親側へ自動的に与えられるからだ。

 

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親権を放棄(譲渡)する母親を非難しすぎるな!

自分に母性が足りない事を自覚できてる女性であれば、無理に親権を持とうとせずに夫側に託すという決断も長い目で見れば正しく、周囲からの偏見と闘う覚悟さえあるというのなら全然立派な英断であり、非難されるいわれはないと思う。

今回のあびる優はもちろんの事、一般社会においても親権を持たずに離婚した女性というのはひどく穿った視線で見られがちであるが、離婚夫婦はその数だけの異なる事情がそれぞれあるのだから、一般論で好き勝手に邪推して女性側を悪く言うのは絶対に違うし、その風土こそがますます父親が親権を持つという体制をいたずらに遠ざける一因となるのだから、一方的に親権を持たない女性側を断罪するのは実に的外れな見解だ。

 

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父親(男性)は協議離婚で親権を獲得せよ

世間一般では父親(男性)が離婚で親権を持つ事はひどくハードルが高いという印象を抱きがちであるが、それは調停裁判離婚の場合であって、協議離婚であれば夫婦間の話し合いで合意すればあとは離婚届の親権欄に記入するだけなので、妻を説き伏せられれば夫側が親権を持つ事は難しいことではない。

しかも日本の離婚は87%が協議離婚であるので、今回の才賀あびる夫妻のように裁判所を通さずにサインひとつで離婚親権問題をクリアしてしまう方が圧倒的に多いわけで、親権を争って泥沼離婚する夫婦というのは実はかなりレアだったりするのだが、我々は離婚=スムーズにはいかないものと思いがちであるため、このようなイメージが先行しがちなだけなのである。

なので離婚したいけど親権は欲しいという男性は(これも少数派かもね)落ち着いて話し合いを重ねて、嫁にある程度の財産分与を譲歩提示して、離婚届用紙に親権欄は空欄にしてサインしてもらえばよいだけなのである。

お似合い夫婦の破局原因

今回才賀一人で離婚届を提出したということからも、おそらくはどちらかというと才賀側が離婚を望んでおり、ケンカした時に一筆書かせた物を提出したという可能性が極めて高いが、あびる側がこれを不服として覆すには相当面倒な手続きを踏まなければならない為、諦めたものと思われる。

あびる優が幼子がいるにも関わらず毎晩飲み歩いていた事に紀左衛門の我慢の限界が達したというのが概ねの見解だそうだが、お互い様で似た者同士ではあるよなw

 

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パリピ夫婦でも親権が父親の方が良い理由

あびる優は元ギャルで現役遊び人というイメージだが、夫の才賀もそれ以上に派手な経歴の持ち主で、子供二人いて不倫して離婚してあびると再婚して近年浮気が発覚してまた離婚というどうしようもないモテクズなのであるが、それでも男親が親権&監護権を持っていた方が今後の子供の環境的にはマシなのである。

なぜなら例え才賀が三度目の再婚をしたとしても、再婚相手の女性(継母)が血の繋がらない娘をどうこうするという確率は女親継父パターンと比べると圧倒的に低いからなのと、男親が親権を持っていた方が面会交流が実施されやすく、女親は別れた相手(元夫)と子供を会わせるのを嫌うため面会をさせないパターンが多いので、どちらの意味においても父親(男性)側が親権を獲得して養育した方が安心安定するのである。
例えそれがケンカっぱやいDQN男性であったとしても、だ。

 

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育児に自信の持てない女性は親権を譲渡すべし

今回のあびる優がどのような経緯であえて親権を主張しなかったのかは不明であるが、子供に対しての愛情までもが薄れてしまったからなのか、旦那の実家の経済力や環境が整っていて任せられるからなのか、育児に対して自信が持てないからなのか、真相はわからないにしても、あびる優が母親なのに親権を争うことなく手放した事について外野がとやかく言うことでもないし、むしろこれからの離婚社会において決して珍しくないひとつの芸能人離婚の前例としてこのような離婚形式もあると世間に伝聞されるのは良いことではないだろうか。

自信もないのにとりあえず親権を安易に持つ女性の方が罪深いのではないか。

親権を強く主張しない女性がいたって不思議ではない。

親権を強く望む男性がいたって不思議でもない。

未就学児の親権は一律思考停止で母親へという家裁脳から我々は脱却すべきで、このような事例が今後も増えればいいなと、離婚系の良いニュースであると思い取り上げた。

親権ファザー代表としてファイト!

紀左衛門は生まれ変わるチャンスを得たのだから、二度ある事は三度あるではなくて、三度目の正直として、パパとして頑張って欲しい。
彼のこれからのシンパパとしての生活育児ぶりによって、今後一般的にも父親に親権を与えて良いものなのかが大きく彼の肩に委ねられているといっても過言ではない程のサンプル材料になりうるものなので、イクメンパパぶりを期待したい。

 

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