しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

働かないのも楽じゃない!引きこもりの辛さが理解されたコロナ

今回の新型コロナ騒動で自粛要請を受けて、国民が各々自宅で軟禁生活を余儀なくされたわけですが、これにより新たな気付きとして痛感させられたのは「閉じこもるのも楽じゃない」という事じゃないでしょうか。

 

これまで引きこもりに対して怠けてラクしてるイメージが持たれていましたが、外出せずに人と会わずに数週間過ごすという事がどれだけツラいか、決してラクではないという事が理解されたのではないでしょうか?

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働かないのも楽じゃない!引きこもりの辛さ理解されたか?

これまで普通に出勤したり遊びに出掛けたりして、日中は外出してる事が当然であった生活習慣を送っていた人にとっては、不要不急の外出禁止という状態は結構なストレスと感じる事でしょう。

 

一週間ぐらいボーっと休んで引きこもりたいと常々願っていた人であったとしても、さすがに一週間を過ぎると身体がなまって動き出したくなりますし、一歩も外へ出ないと具合が悪くなりそうで、意味もなく散歩に出掛けたくなるかもしれません。

 

海外と違い日本はあくまで要請なので買い物に出掛ける自由はありますし、散歩やランニングをしていて怒られるという事もないので、かなり緩い条件ではありますが、電車に乗るのはリスクもありますし、友達と会うというのもなんとなく後ろめたい罪悪感が芽生えて躊躇してしまうものです。

 

そうなると結局おとなしく部屋で過ごすしかないのですが、ダラダラとスマホをいじってるだけだと何故だか不安が増幅してくるというものです。

つまり引き籠るにもそれなりの心構えが必要になってくるのです。

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平日も休日も在宅は悪という主流の価値観

そもそもこれまでに培われた価値観では、一日中家から一歩も出ずに在宅で過ごすというのは、電柱に向かって立ち小便するくらいの悪い事だとされてきましたから、今日から一ヶ月の間トイレを使わずに男性は電柱に向けて、女性は用水路に跨って用を足して下さいと国からの要請があったとしたら、普通は躊躇してしまうというものですよね。

 

つまり仕事もしないで家でジッと過ごせと言われても、これまで毎日決まった時間に出勤して働いていた人間からすると、手持無沙汰で動き出したくなってしまうというものでしょう。

 

これが一週間限定であれば良い休暇にもなりますが、一ヶ月となると出掛けられないという縛り付き条件だと全然面白くない休暇となり、働いてる方がマシという気持ちにもなってくるというものです。

 

そうゆう人は、自自粛解除された暁には金輪際「外で働くというのは大変なんだ!」と愚痴をこぼさない事を誓って下さいね。

逆に今後はもっと自宅で働ける環境を開拓していこうと思った人は、コロナによって新たな視野を獲得できた事をポジティブに受け止められるかもしれませんね。

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されど引き籠りに対する見解は変わらない

それでも決してヒッキーすごい!という事態になることはありません。

引き籠りが社会の底辺である事に変わりはないのです。

ただもしかしたら、ほんの少しだけ見方が変わるかもしれません。

引き籠ってるのもホントは楽じゃなくてツライのかもな‥って。

特に引きこもりの子を持つ親にそのような感情が芽生えるかもしれません。

だからといって甘やかしていいわけではありませんが、「外へ出て働け」だの「自立しろ」だのけしかける事はやっぱり正解ではないのです。

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何もしないという修行で精神を鍛えろ!

我々はついつい何かをしてしまいがちですし、何もせずに一日を終える事に後ろめたさを感じてしまうように洗脳されてしまっています。

ですが今回の自粛要請を機に、これは何もしてはいけないという修行なんだと思って、極力惰眠を貪って怠惰に過ごしてみるのもよいかもしれません。

 

本を読んだり勉強したりできればそれに越した事はないのですが、それが出来ない人も多いかと思うので、だったらこの際数年分だらけてみたらどうでしょうか。

お菓子を食べて動画を見て、この際少し太ったっていいじゃないですか

まぁ本来部屋の中でも筋トレできますけど、習慣のない人にはそれも難しいですからね。

 

家の中で家族と食卓を囲んでトランプなんてしてみてもいいんじゃないでしょうか。

これまでちょっと外で活動しすぎたと反省してもいいくらいです。

一ヶ月家に閉じこもるのが窮屈だなんて贅沢すぎる不満ですよ。

家の中にある幸せを再確認しながら、自粛解除の日まで己の疲労回復と思っていつもより長く春眠を堪能してれば、活動再開の日はもうすぐです!

そうなってから「もうちょっとまだ休みたかったな」なんて言うのはナシですよ?

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