TOKIOの長瀬智也(41)が、来年3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所することが「週刊文春」の取材で分かった。ファンクラブを通じて今夜にも正式発表する。3人となるTOKIOは解散せず、活動を続け続ける方針だという。
TOKIO長瀬ジャニーズ退所 残る3人は”社内独立”へ | 文春オンライン
引用元:文春オンライン
TOKIOの長瀬智也がジャニーズ事務所退所へ
以前から噂されておりましたがこの度正式に退所の意向が受理されたそうです。
先月NEWSの手越が突然のグループ脱退&退所で世間を驚かせたばかりのジャニーズですが、今回の長瀬の脱退&退所には大方の驚きはないかと思われます。
退所は来春の予定なので手越のそれとは違い、しっかりと来年冬クールに内定されたドラマの仕事をやりきった後に退所ということで、弁護士を通すこともなく円満な大人としての辞め方であり、今後の活動に支障をきたす不安要素もないかと思われます。
むしろ個人的にはこれでもグループ「TOKIO」は解散しないという事の方が驚きです。
そして長瀬は俳優としての魅力が大きいのに対し、本人は歌で勝負していきたいと考えているところに需要と供給のズレを感じてしまいます。
長瀬の歌に魅力があったらTOKIOのCDもっと売れてるよw
城島・国分・松岡の3人でグループは継続!
来春にTOKIOはジャニーズ傘下の新会社を設立してそちらに所属する形に移行するため、リーダーの城島を社長に据えて、国分と松岡も株主となり、社内独立という新たな試みを打ち出す予定だが、おそらく幹部側が長瀬を引き留めるために並行して話し合われた苦肉の案でもあったのだろうが、長瀬の退所意向は固かった模様。
この子会社化体形は吉本興業における明石家さんまみたいなものであると説明すればしっくりくるのではないだろうか。
果たして長瀬のいない3人となったTOKIOにグループとしての価値があるのか、わざわざ会社を設ける必要があったのかは甚だ疑問ではあるが、おそらく長年の活動に対する慰労を込めた特別優遇措置なのだろう。
解散せずにグループを継続させれば最終的には社を与えられるよという以下のグループに対しての幹部側からの飴をぶら下げたあざといメッセージなのかもしれない。
山口達也の復帰可能性は消滅
長瀬の退所により二年前に強制わいせつ事件で解雇された山口達也の僅かながらにあった復帰の可能性は完全に消滅した事になる。
こうなるのであれば、あの時に解散してもよかったのではないかと思われるが、山口のせいでグループまでもが消滅するとなっては山口を一生苦しめる事にもなるので、とりあえず山口が原因でグループを壊すというのだけは避けたかったのだろう。
ただ、山口がいなくなってからのTOKIOは音楽活動ができなくなってしまったので、長瀬としてはそれが最大のネックとなった。
長瀬はもっと音楽活動に力を入れていきたかったようで、近年では長瀬が作詞作曲した楽曲がいくつも採用されていた。
(追記)
バイクの飲酒運転追突事故で山口が再び逮捕されました。
奇しくもTOKIOのデビュー26年目の誕生日でした。
この先徐々に薄っすらとTOKIO復帰の希望がゼロではなくなっていた矢先だったのが、自らその可能性を絶ってしまった山口の未来はこれで完全に消滅した。
TOKIOとはなんだったのか
94年に「LOVE YOU ONLY」でデビューしたTOKIOであるが、昨年は25周年でありながら何も出来ず、山口解雇によって紅白連続出場回数も24回で途絶えてしまった。
ジャニーズでは男闘呼組の流れを汲むバンドスタイルの表現方法を一貫し続けたが、セールスはずっとジャニーズ最底辺に位置し続けるも、メリーさんのご贔屓により優遇され続けていた。
幻のメンバー小島敬
TOKIOにはデビュー前に小島という幻のメンバーがいたことはあまり知られていない。
そしてデビューと同時に彼が消えた詳細も語られることはなく、メディアで小島の名前がメンバーの口から発せられることもなく、長瀬と交代させられた幻のメンバーとして依然謎のヴェールに包まれたままだ。
個人的には彼の人生を番組でそろそろ追ってほしいところだ。
次にジャニーズを辞めるのは誰だ!?
すでに複数の所属タレントが辞表を出しているらしく、ジャニーズの人材流出は今後も止まらないものとみられる。
まず本命とされるのがV6の岡田であるが、ジャニーズパワーの恩恵を誰よりも受け続けた彼が今頃になって飛び出すかどうかは微妙な線だ。
むしろ森田の方が怪しいが、散々スキャンダルを揉み消してもらった事でとっくの昔に諦めた印象がある。
今年いっぱいで活動休止が決定している嵐だが、大野の退所もほぼ確定だろう。
そうなると二宮も続く可能性もありえるが、ニノは滝沢派なので残留するメリットがあるのでおそらく残るだろう。
結局辞めるのはタッキー副社長就任に納得できない先輩タレントであり、幹部のマッチやヒガシまでいくと別だが、滝沢と同世代もしくは少し上の先輩からすると、やはり心情的には不満が募るというものだろう。
その意味ではKinKi Kids(堂本剛)も大穴でありえるかもしれない。
少年隊の錦織と植草も辞めるってよ
(追記)
少年隊の錦織&植草が退所の意向を発表しました!
長年におけるヒガシとの格差に堪えられなかったとのこと。
だったらもっと早く辞めればよかったのにね。
結果的に若いうちに円満退所したシブがき隊の方が正しかったですね。
少年隊としてのグループとしてのは表向きの活動は年一の舞台を2008年まで続けていたものの、錦織と植草の二人は目立った仕事はしておらず、逆によくいままで在籍し続けたなという印象でしかない。
錦織は喋りが長けていておやじギャグにもセンスがあり嫌われる要素もないので、薬丸のような司会コメンテーターポジションで活動していればまた違っていたのにと悔やまれる。
この調子で元光GENJIの内海とアツヒロが退所すれば光GENJIの再結成が一気に現実味を帯びるわけだが、あまりにも時が過ぎまくってしまったので現実的ではないか。
ジャニーズ崩壊の原因
いったいなんでこうなったのだろうか。
SMAP分裂崩壊とジャニー喜多川社長逝去が決定的な要因であるといえるが、やはりカリスマの抜けた組織というのはこんなにも脆く崩れていくものなのか。
もしも今でもスマップが存続していたら、もしもタッキーが副社長に就任していなかったら、もしも山口が罪を犯していなかったら、長瀬は退所せずに居残っていたかもしれない。
セカンドキャリアへの勇気を持とう!
ジャニーズというでっかい事務所を去るというのはとても勇気のいる決断であるが、それは一般人においても同じことで、規模は全然異なるにせよ、一般人が会社を辞めて独立するのもそれと同じではないか。
いつまでもぬるま湯で安泰なのも悪くはないが、もうひとつの自分の可能性を試したいと思うのであれば、40歳前後でセカンドキャリアへの道を選ぶのも男としては自然な生き方とも思う。
還暦になったときに「あの時こうしていれば・・」と後悔するようなことがないように。
長瀬の決断は脱サラを目論むアラフォーリーマンズに勇気を与える指標となりえるかもしれない。
現に退所した新しい地図のメンバーはジャニ在籍時よりも活き活きとしている姿が全てを物語っている。
早期リタイアで40代50代を自己中に生きるスタイルがこの先珍しくなくなるだろう。
60歳では遅すぎるのだ。
青春にはまだ早い。(By 光GENJI)