一般的にほとんどの家庭の男親は娘に恋人ができたらその彼氏に対して憎悪を燃やし、結婚しようものなら今生の別れのごとく号泣するそうですが、そうゆうもんなのかなぁ?とスルーしてましたが、やっぱり未だに意味が解りません。
これは前時代的な古い感傷なのだと、よくよく考えたら歪な感情なんだと、ハッキリとこの際だから否定させていただきます!
娘の結婚式で大泣きする父親の気持ちが全く理解できない
彼氏を連れてきたらぶん殴るという気持ちも理解できない
実際に殴るケースはほとんどないんですが、気持ち的には許せないという感情になるらしいのです。
でもよくよく考えたらおかしいですよね?
自分だって他人のご家庭の大事な娘さんを孕ませて今に至ってるくせに、完全に棚上げ理論ですよ。
それに自分の娘が好きになった相手なんだから、まずは好意的に理解を示すのが人としてのスジかとも思いますしね。
あと自分の娘を好いてくれてまずは「ありがとう」なんじゃないの?って思いますけどね。
ぶん殴るという方向に感情が揺れること自体が狂ってるとさえ思います。
この感情、まるで理解できません。
娘が結婚せずにこどおばになってもいいのか
そして娘が婚約しようものなら、大失恋したかの如く悲痛な思いに駆られるのだとか。
これも全く意味が解りません。
普通にめでたいことじゃないんですか?
じゃあ結婚せずに中高年になっても実家暮らしのこどおばになる方がいいんすかね?
確かにその方が老後の介護はしてもらえる可能性は高まりますが。
孫の顔も見れないまま、年だけ重ねてずっと同じ家族で暮らし続けるんですか?
そしてそれが娘の幸せな生涯と思えるのですか?
違うでしょ?
ただただ心の底から「おめでとう」でしょ。
娘の夫に対して頭を垂れるべきではないのか
大昔からの伝統なのか、父親は娘をやるorやらんという権限を持ってるかのように、新郎に対して超上から物を言うじゃないですか。
これも本当におかしいと思いますね。
「これからは娘のことをよろしくお願いします」と頭を下げるのが正しいはずです。
だってこの先ずっと親に成り代わって娘を守って養ってくれる人なわけでしょ?
だったら偉そうに振舞うなんて絶対におかしいと思います。
むしろ立場は逆なはずです。
娘を他の男に奪われたくないという深層心理は気持ち悪い
結局これらの矛盾する心境の正体は、手塩にかけて育てた愛娘を他人に取って奪われるという感覚に陥るからなのであって、ものすごく直情的で稚拙な言い分なわけですよ。
そこには娘の気持ちなんていっさい考慮しておらず、ひたすら自分本位で主観目線のエゴ剥き出しな苛立ちであり、保護者としての立場を理解せずに生活してきたことの表れでもあり、非常に情けなく気持ちの悪い親父の深層心理が浮き彫りになります。
娘が出家して結婚して子を産み母になっても、娘の親であることは生涯変わらないのだから、「困ったときはいつでも頼れよ」と言う親父でありたいものです。
息子は居るけど娘は居ないので全く理解できない
そもそも私には一人息子しかおりませんので、故に理解ができないわけですが、娘だったらどうなのだろうと想像してみても、やっぱり一般的に言われている娘に対する男親の感情というものに共感することができません。
私だったら娘の夫となる男性がどんな輩であっても、娘が選んだ相手なのだからと信じて「娘をお願いします」とこちらから頭を下げる所存です。
でもただの彼氏には会いたくないですね。
殴りたくなるだろうからw
まとめ
息子の彼女には会ってみたいですけど、想像に留めておく距離でいた方がいいのかな?
とにかく子供が成人したら親は黙って見守るスタイルに徹しろってことですわ。