夕方チャイムが鳴った。
基本amazonの郵送予定がなければアポなしチャイムは出ないので、でも気になるのでドアスコープを覗くと中高年のおばさんが新聞受けの中に大きな封書を入れていきました。
「重要」と記されたその封書は国勢調査のアンケート書類でした。
国勢調査用紙が届いたけど面倒くさそうだぞ!?
中を開けてみるとびっしりと個人情報を盗み取ろうとする「調査票の記入の仕方」と書かれた冊子の圧がすごすぎて思わず封の中に戻してしまいました。
私の脳と体が全力でこれに関わっちゃダメだ!と拒絶してるようです。
そういえば以前にもこれと同じものを受け取った記憶を思い出しました。
確かその時は忙しいし面倒くさそうだし怪しそうだからと中も開けずにスルーしたような気がしますが、その後調査員なる者が何度もチャイムを鳴らして訪問に来てうざかった記憶が甦ってきました!
だから今回はしっかり読んでみようと思ったら、国民には調査に協力する義務があり、これを怠ると罰金50万円以下のペナルティが科せられると書いてあるではないか!!
こわっ!!
これは面倒でも記入するしかないぞ。
でも肝心の記入用紙が入っていない!
記入用紙は渡しに来た配達犬と直接応対しないと受け取れないらしく、居留守を使って応対しなかった私はオンライン回答の一択となった。
個人情報駄々洩れと無駄なお役所仕事
こんなに個人情報の流出には気を付けようと注意喚起されてるご時世に、いまだにこのような調査方法でしか国は国民の実態を掌握できないものなのかと思うと誠に遺憾です(使ってみたかったw)。
実際はマイナンバーや確定申告などである程度把握してるはずで、これはもう昔ながらの慣習を惰性で継続してるだけであり、極めて無駄なお役所仕事のおままごとであり、それにつきあわさせられる国民は多少なりの時間を奪われるという、誰も得しないお決まりごとなのである。
それでも回答しないといけないの?
統計法(法律第53号)とやらによると、正確な統計を作成するために、国民は調査項目に回答する義務が定められてるそうです。
統計調査報告を求められた者は拒んだり虚偽のの報告をしてはならず、そうした場合は50万円以下の罰金に処すると記載されていました。
脅迫に近い文言ですが、もはや庶民が大日本帝国を相手に抵抗するだけ無駄というものでしょう。
お金持ちなら50万払うから協力しません!と突っぱねることも可能ですが。
(しかし実際に過去にペナルティを受けた者はいないそう)
コロナ禍である為漏洩リスク含めweb回答を推奨
国勢調査のご回答はできる限りインターネットでお願いしますと書かれていた。
紙による調査だと5人以上の世帯や生計別の二世帯同居などは2枚以上必要となり、調査員による調査の回収など無駄な仕事が増えるそうなので、あらゆる面においてネット推奨というわけだ。
だったら選挙もネットにしろよ!w
ペナルティより協力謝礼品を用意しろよ!
これだけ面倒でリスクのあることを国民に強いるならば、国は謝礼のひとつも用意するべきではないのか。
実際に回答率も毎回全然足りないそうなので、回答者には全員もれなく一万円商品券プレゼントとかすればいいのに。(コロナ禍なんだし)
罰金という脅しはもはや通用してないのだから。
そうすればかなりの回答が集まるはずだし、互いにwinwinなのにね。
せっかく訪問までして手渡しに来るのであれば、先に粗品を配れよと思います。
100年の節目!こんな時代錯誤な風習は今年を最後に辞めるべき!
なんでも国勢調査は始めて以来今回が100年目の節目なのだとか!
そんな昔からやっていた慣習とあっては確かに廃止したくても出来ない空気があるのかもしれませんね。
でも100年前とはもう何もかも生活の様式が変わってるんですよ?
百歩譲って20年前までならまだネットも普及していなかったし紙の調査でどうこうも解るんですよ。
でももう21世紀の電撃ネットワーク時代ですよ?
ニッポンどんだけ紙が好きやねんって話ですよ!
つい半年前にコロナによって紙の文化の無駄について気付かされたばかりじゃないですか。
少なくとももう今回で調査票の配布とか調査員による訪問とかは廃止にしましょうよ。
ネットで答えた方に一万円商品券プレゼントでいいじゃないですか。
絶対に回答しないと罰金だとか脅迫するのも人権無視の時代錯誤ですよ。
こんだけ個人情報漏洩が危険視されてるご時世に調査に回答するリスクを考えたらマトモな人なら躊躇するものですよ。
詐欺師からしたら絶好のイベント期間でしょうからね。
でも私は無職だしたかられる心配もないので調査には協力しようと思います。
国には金銭的にお世話になってる部分もありますからね。
けどもうこれっきりにしてくださいよ?