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お笑い芸人の先輩後輩上下関係は歪で不快!年齢よりキャリア?

視聴者側からしたら芸人の上下関係なんて舞台の上では関係ないというのに、いつからかものすごく芸人同士の先輩後輩における上下関係の識別をしたがるタレントが増え、初めは落語界だけの仕来たりが吉本興業内での仕来たりに発展し、続けて他事務所までも吉本ルールを適応するようになり、しまいには芸能界全部がそのルールに当てはまると勝手に解釈してるアホな芸人が後を絶たないので、その歪さが気持ち悪いので整理してみようと思う。

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お笑い芸人の歪で不快な上下関係にメスを入れる

テレビ舞台デビュー年ではなく事務所入所時期で先輩後輩を識別する為、同業者であってもそんなん知るか!レベルの話であるのに、芸人の間ではまず最初に確認しておかなければならないのが年齢よりもバックボーンよりも事務所入所年なのである。

千原ジュニアがナイナイに先輩面するのはおかしい

このルールを最も難解にさせつつも全体に認知させたのが千原ジュニアではないだろうか。

千原ジュニアは中卒で吉本に入所したので高卒で年上の後輩がたくさんおり、しかも団塊Jrでダウンタウンに憧れて入所する者がいっきに増えた年代でもあるので、「年下だけど先輩」という歪なアイコンとしての存在感が余計に際立った。

90年入所組のナインティナインは89年入所の千原ジュニアよりひとつ後輩ということになるが、年齢は二つ三つ上であるし、売れた時期も早くタレントとしての格も違う。が、あくまで入所年にこだわればジュニアが先輩でナイナイは後輩となる。

このルール無理がないか?

せめて総合的に見て決める必要があり、入所年が一年先輩であっても後輩の年齢が二つ年上であれば年上の方が先輩扱いになる方が自然な気がする。

入所年がひとつ先輩のAと年齢がひとつ上の後輩Bはタメの関係でよいのではないか。

そもそもこんな事に血眼になってこだわってるのは日本人くらいなので、いい加減この伝統を恥ずかしいと思う気持ちを持った方が健全だ。

有吉eeeでのタカトシのアンガ田中への態度は気分悪い

タカトシの田中に対する上から目線のマウントが不快すぎて調べてみたら、田中の方がひとつ年上でありながら事務所入所年はタカトシが7年も先輩である事から、そのような接し方になるのかと理解はしたが、それでも百歩譲って田中が同じ事務所であればそれでも良いが、別事務所のタレントに同業とはいえ吉本ルールの適応はおかしいのではないか。

売れた時期は田中の方が先なのだし別にタメグチでも構わないが、先輩風を吹かす程の明確な上下関係を強要するのは無理がないか?

少なくとも芸歴など知らない視聴者からするとタカトシの態度は不遜で不快に映る。

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人力車は芸歴ではなく年功序列?(おぎやはぎルール)

一方プロダクション人力車は吉本とは対照的に上下関係がすこぶるゆるく、基本的には年齢で線引きしてるみたいでわかりやすい。

例えばアンタッチャブルは入所年でいえばおぎやはぎの一年先輩にあたるが、年齢は四つも下なので自然とおぎやはぎが先輩であるかのような関係になっている。

これは吉本的にはありえない関係性なのだが、双方のキャラクターも相まって実に自然で、これを正すよう指摘する者も特にいない。

同様に人力車所属のアンジャッシュもおぎやはぎの二年先輩であるが、年齢が一つ下であることから立場は完全におぎやはぎが上である。

さすがにこの場合は入所年と年齢を加味してもおかしいのだが、やはり双方のキャラクターも相まって自然と成立している。

こうしてみるとおぎやはぎは芸人界の異端児であり、誰もが従う吉本ルールを全く無視しているようにも見えるが、吉本芸人に対しては芸歴による上下関係を受け入れているので、千原ジュニアに対しては「さん」付けであり、千原ジュニアもまた他事務所の年上に対しては敬語を使ってわきまえているのが常識的で面白い。

しかし三年先輩だけど三つ年下の他事務所の有吉、二年先輩で二つ年下の他事務所のバナナマンに対しておぎやはぎは呼び捨てであり、有吉とバナナマンもおぎやはぎに対して「さん」付けであることから、最初から老けた外見で物怖じしないおぎやはぎは芸人ルールに縛られずにノンストレスで得をしているのは明らかだ。

そして視聴者側からも同業者からも全く生意気にも映らないのだからやはり特異な存在であるといえよう。

伊集院光はホントは先輩なのに後輩扱いを受け入れる

千原ジュニアとは対照的に自身の古い芸歴を隠して後輩キャラに甘んじて年上には敬語で通すのが伊集院光で、高校中退後即落語家の門を叩いた伊集院の入所年は84年にあたるので、85年組のダチョウ倶楽部やウッチャンナンチャン、Wコージや爆笑問題よりも先輩にあたるが、年上でテレビ認知度の高い彼等には完全に後輩ポジションを装って接し、彼等もまた完全に伊集院が後輩である事を疑う余地もなく、円滑な関係性が保たれている。

同事務所で同年齢のさまぁ~ずに対しても後輩キャラを貫くが、落語家の籍を辞めてホリプロに入所した時期がさまぁ~ずより後であったのであれば合点がいく。

本人曰く基本的に芸歴関係なしに同い年以上であれば敬語で接する考えであるようだ。

伊集院はテレビ露出をセーブした活動を一貫しているので、未だにわかりにくい立ち位置にある事に変わりはないが、基本的に距離の近くない後輩に対しては「君」付けで接するあたりに芸人らしからぬ品性を窺わせる。

どこに出演してもいじられることもなく、かといって気を遣われる事もなく、自然体でゆるく無理せず立ち位置を確立させているのが器用なのか不器用なのかよくわからないが、彼もまた異質な存在であろう。

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スポーツ界は年功序列!一般企業は年齢よりキャリア?

意外にマトモ!?プロスポーツ界はデビューより年齢を重んじる

一方スポーツ界は総じて年功序列制であり、プロ野球でいえば高卒デビューでプロとしては先輩であっても、大卒でプロ入りの遅い年上ルーキーの方が先輩として扱われる。

これは学生時代の部活から起因している所もあり、基本的に年齢で線引きしているため、芸人の間でおこるややこしいマウントの取り合いはスポーツ界では起こりえない。

サッカーで言えば中卒でスペインに渡った久保選手のがキャリアは上であっても、普通に高卒でJ2の補欠選手の方が年上であれば「久保、ボール持って来い」と言えるはずなのである。

ホワイトカラーは互いに敬語、ブルーカラーは芸人ルール

一般社会であれば昔は完全年功序列であったが、現在では芸能界と同じく入社年での上下関係が用いられる傾向にあり、それ以上に役職による立場を重んじるため、例えば新しく部署に配属されてきた二十代の課長と、十年間平社員で同じ課に勤めあげてる三十代の万年平社員であれば、二十代の課長の方が上の立場である事は誰もが理解する。

だが問題が生じるのはこの二十代の上司が年上の部下に対して圧倒的上から目線でモノを言うと亀裂が生じるのも当然であり、やはりそこは敬語で接するなどの最低限の礼儀は持ち合わせてしかるべきであり、ホワイトカラーの職場とブルーカラーの現場での違いがそこに大きく表れる。

 まとめ

動物に近い知能と意識を有する残念な人ほどその辺の上下関係を明確にしておきたいという概念が強く働くもので、ヤンキーや体育会系の人間が上には絶対服従で下には何をやってもいいという価値観を疑いもせずに盲信してしまうのは思考停止すぎて気の毒なほどだ。

極端な話、相手がどんなにダメで無能な人であっても年上であれば敬語で接するべきであるし、相手が先輩であっても必要以上に横柄な態度をされたらキレたっていい。

キャリアで序列を意識するよりも、誰に対しても謙虚な気持ちで接した方が間違いはないし、最終的に尊敬されるのは総じて腰の低い人間だ。

偉そうにしてマウントを取りたがる人間は最後に足下をすくわれるものだ。

 

その観点から私が最もリスペクトする人物というのは、架空のキャラで申し訳ないが「ドラゴンボール」の孫悟空である。

悟空は神様にもタメグチだし、どこの誰に対しても全く同じ態度で接するからだ

それは悟空が宇宙一強いからなのではなく、悟空からしたら相対する全ての老若男女は「人間」という一括りでまとめられ、そこに差別感情を一切含まないからこそ誰に対しても同じ態度で接する事にも違和感がなく、それが自然なのである。

ここまで徹底してスジの通ったキャラもそうはいない。

そんな人で私はありたい。

 

 ⇩こちらのデータ記事を参考にさせていただきました。

bushomono.com