しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

ラヴィット!はいつ打ち切りか?低視聴率TBS朝の迷走と改革

この春からTBS朝のワイドショー枠は大不評につき志らくの「グッとラック」がめでたく終了した後を受けて、麒麟川島メインによる「ラヴィット!」が開始しました。

どうやらワイドショーではなくて巷のおすすめ商品をB級芸人どもが紹介するスタイルのいやらしい広告番組みたいです。

他局と差別化を図るという意味では賢い狙いだったのかもしれませんが、やはり現実は厳しい船出となった模様です。

 

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ラヴィット四月前半最低視聴率1.1%最高視聴率5.6%

開始初日は2.7%だそうで、この数字は前番組「グッとラック」以下ということになります。平均も2%強ということで、改変大失敗という結果が出ました。

9日には1.1%という驚異の視力検査なみの数字を叩き出し、これは深夜の通販番組と同等の数値であり、つまりテレビをつけている9割の視聴者は番組を見るつもりで見ているわけではなく、たまたまテレビがつけっぱなしでTBSにチャンネルがセットされた状態なだけということが予測される数値なのだ。

しかし翌週の12日には5.6%というこれまでで最高の数字を叩き出したのである。

これは「マスターズゴルフ2021」の放送時間延長により通常の50分遅れのスタートとなったことで、松山英樹の優勝で早朝ながら12%もの視聴率を獲得していた流れによる恩恵を受けたごっつぁんゴールのようなものであるが、そこから半分の視聴者が他局にチャンネルを変えたと考えるとやはり喜べたものではないと言える。

ラヴィットVSめざまし8の新MC対決

この春からフジのめざましも永年に渡る小倉智昭勇退により新MCに俳優の谷原章介が抜擢されて、構図は麒麟川島(TBS)VS谷原章介(フジ)のブービー争い対決となったのだが、結果は以前の志らく(TBS)VS小倉(フジ)の数字と特段変わることもなく(むしろ若干差が開く)、ダブルスコアでTBSラヴィットの完敗となった。

麒麟川島(42)VS谷原章介(48)

MCの好感度の差かどうかはわからないが、少なくとも谷原にはアラフォー奥様方を惹きつけるハンサムパワーという武器は羽鳥にも負けていないが、朝のMC陣の中ではこれでも最年少の若手である麒麟川島だが、いかんせん中途半端というかチープというか格下感が拭えないのである。

吉本のゴリ押し臭も感じられて不快とまではいかずとも、決して視聴したいとは思えないのである(むしろ今すぐにチャンネルを変えたくなる)。

逆に谷原は継続していければ王者羽鳥の対抗馬にもいつしかなれるかもしれないので、小倉から谷原へのめざましの司会交代はマイナス要因ゼロの大正解と言える。

つまり谷原(めざまし)のライバルは羽鳥(モーニングショー)であり、川島(ラヴィット)なんて眼中にないということだ。

そして川島もまた敵は谷原ではなく元吉本の加藤(スッキリ)であり、吉本が加藤に引導を渡すために内部から送られた刺客が川島だったと考えるのが妥当だ。

ラヴィットは朝のヒルナンデス?

ラヴィットの内容はというと、今回私が30秒ほど観た印象を申しますと、朝にやるヒルナンデスといったところか。

どんなニュースがあろうとも徹底して売れ筋ランキングを賑やかに報じるというスタイルで、どこのチャンネルもコロナの感染者数がどうだ、ワクチンがどうだと暗いニュースを掘り下げる中で、能天気なチャンネルがひとつあるのも良いとは思うが、どうだろう?

同じワイドショーをやっていてダントツビリならば、ワイドショーから撤退して違うカラーの邪道で勝負するという戦略は悪くはないが、テコ入れしながらどこまで我慢できるかが今後の課題となりそうだ。

実際バイキング(フジ)も「いいとも」終了後の開始当初は相当なんやかんやとバカにされたものだが、今もバカにされてるとはいえ、継続しながら拡大して午後の安藤優子(グッディ)を降ろした功績は認められていい。

徹底した広告PR番組の気持ち悪さ

おそらくターゲットは30代の若年主婦層に絞っており、流行りの商品の宣伝で購買意欲を掻き立てる事に特化した下劣さは、アフィリエイトブログさながらの下品なコンテンツ作りとあって見習いたいとさえ思えるものだが、この時間帯ゆっくり視聴する層はアラフィフ以降の中高齢者だろうから、やはり圧倒的に需要が少ないだろうし、小粒な芸人達の騒がしい声を朝っぱらから聞きたくないというのが中年主夫の本音だ。

これがオシャレだとかあれが美味しいだとか本当にクソどうでもええねん!!

いくら30代の主婦がバカだからといって、あまりにもバカにしすぎだろ。

ラヴィットはいつ打ち切りか?リニュアルはすぐそこ

早くも囁かれ始めるラヴィットの打ち切りだが、いくらなんでも朝の帯番組を半年で終わらせるようなことはないとは思うが、半年後に内容を一変してワイドショースタイルに戻す可能性は充分にありえるだろう。

因みに平成初期のTBSのお昼は「いいとも」と「おもいっきりテレビ」に挟まれて「ひるおび」が確立されるまでは地獄のサイクルが続いていて、番組が半年で終了も珍しくなかった。

ビビットが4年半、グッとラックが1年半だとすると、ラヴィットはおそらく‥1年かなぁ。

個人的にひとつだけいいなと思ったのは番組タイトルですね。

「LOVE it !」(それを愛せ!)

悪くないんじゃない?

まぁ、愛せないんだけど。

 

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