ブロガーのみなさんお疲れさまです!
中でも収益化を目論んで、見出しとかタイトルとかキーワードを試行錯誤しながら書いてる方々、本当にご苦労さまです!
狙い通りにうまくいく事の方が稀なのに、結果が出るのも何ヶ月先かも判らないのに、それでもコツコツと見に来られる人の役に立つ記事を書くべく、誰に頼まれたわけでもないのに自ら苦悩して書き上げるそのマゾヒスティックな作家魂は、いつか必ず報われることと信じて疑う余地がありません。
キーワードプランナーでワード選定してると書く気が失せる!
でも私には無理でした。
色々面倒な設定とかやってきたつもりだけど、キーワードの需要を調べて上位表示されそうなワードの組み合わせでタイトルを決めて、見出しをいくつか書きだして、その中にもキーワードを含めて‥という一連のブログ記事作りですが、習慣になれば当たり前の作業工程なんでしょうけど、これが私には出来ませんでした。
当ブログが思うような結果を出せずにいるのも、この作業を念入りに行えなかったが故の自業自得であると受け止めております。
でもね、こんなんやってたらなんも書けなくなるっつーの!!
キーワード選定しないで書いていい?
自分の書きたいテーマ(話題)のキーワードを検索したらいっぱいズラーッと出てくるわけですよ。
その時点でもう埋もれてしまう未来は確実で、とても上位表示なんて出来るはずないってしりごんでしまうわけです。
だったら最初から何も調べず思いのまま書ききってしまった方が、素直な記事が熱い熱量のあるうちに書けるし、たとえ上位表示されなくたって、コンテンツとしてひとつ積み上げる事にはなるし、時間が経てば評価される可能性だってあるわけだから、それでも良いわけです。
なのに検索して需要がない事に気付いたりすると、せっかく自分なりの表現を駆使して書こうと思っても、書く気がなくなってしまうわけです。
それでも上位表示できるようにいくつかのワードを組み合わせて試行錯誤するべきなんでしょうけれど、そんな事してるともうすっかり「そこまでして俺が書かなくてもよくね?」と思ってしまって、やはり書く気力が失せるわけです。
ブログマネジメント
当然のことですが、新しく生み出された記事をいきなり上位表示させるというのはインフルエンサーでもない限り至難の業であり、トレンド記事をいち早くアップするという以外のやり方ではビッグワードひとつでは難しいからこそ、いくつもスモールワードを繋いで針孔に糸を通すかのようにして狭いスペースを狙うわけですが、この作業って文筆とは全く別の脳を働かせるので、作家魂からは程遠いマネジメントワークになるわけで、ここにセルフプロデュースの限界を感じるわけなんです。
編集者のいない新人作家が独りよがりに書いたものが評価されるのはごく少数の才能のある同人作家だけです。
厳しいブログのリアル
ブログの場合はシロートが好き放題に書き始められるという敷居の低さから、最初はルール無用のなんでもありなのですが、収益化を目論む場合はそれなりの規制をクリアしていかなければなりません。
まずはグーグルの目を気にしなければなりませんし(これが一番大きい制約)、多くの人に読んでもらうためには記事の拡散に努めなければなりません。
マネタイズもしっかり意識して、下心を隠して慈善活動を行ってるかのような振りをしながら、読者に役立つ記事を心掛けて書かなければなりません。
もうそれだけで疲労困憊なわけですが、更にそこからいくつも記事を量産するのですから、もうこれは普通に仕事です。
全然楽じゃないし、そんなに楽しくもないです。
それでPVがいっこうに増えなかったらそりゃ辞めてくよ。
それでも書き続けられる人だけが生き残れる世界なんだって解ってはいるけど、生き残った先が必ずしも成功ではないわけで、数年書き続けてひと月の収益が小学生の小遣い程度だったりしたら、それはもう大失敗というわけです。
書きたいから書く!SEOは二の次でとらわれない
それでもね、例え収益化に失敗したとしても、書きたい事を書きなぐった記事がコンテンツとして積み重なれば、それはれっきとしたその人個人の資産になります。
ただ内容が個性を殺したアフィリエイト記事の山だったら、それは資産というより屍です。
数値としては爆死したブログであっても、その人個人にしか書けない内容の血肉の詰まった記事たちであれば、数年後の未来に見知らぬ何処かの誰かの胸に刺さるかもしれないので、決してそれはゴミ記事ではないという事になります。
でもA.Iでも書けるような薄っぺらいライフハック記事などでは、永久にセルフブランディングには繋がりませんし、後々誰かに評価される事もないでしょう。
なので、だからこそ、やっぱり、ブログは本来書きたいことを書くべきなのです!
キーワードプランナーでちまちま需要のあるワードを検索して、大衆に読まれることを最優先して、当たり障りない毒にも薬にもならないような記事なら最初から書かない方がマシというものです!
そのスタイルで収益的な成功を収められたのであれば別ですが(だってそれは立派な仕事だからね)。
まだ全然収益の見込みが見えてこなくて疑心暗鬼状態になってしまってるようなブロガーであれば、一年を目途にやり方を思い切って変えてもいいと思います。
とことんSEOと向き合ってマネタイズに勤しむのも素晴らしいし、それこそがブロガーの鑑であるとも思うのですが、やはりそれも向き不向きがあるので、せっかく文才があるのにSEOが苦手で辞めていってしまうというブロガーがいたら、それはもったいないし、大袈裟に表現すればインターネット上の損失でもあります。
SEO面倒くせぇぇええぇぇ!!やってられるか!!
それでもいいじゃないですか。
グーグルが最終的に上位表示させる決め手はオリジナリティであると謳っている限り、SEO無視でもチャンスはあるはずなんです。
だからどうかベイビー悩まないでイッツオーライ。
キーワード選定せずに書き続けてるバカがここにいるから。
検索流入から直帰離脱される記事を量産してるテキスト排泄者がここにいるから。
キーワード選定してからブログを書いてるあなたは偉いよ、偉すぎる!
でもたまにはSEOを無視した記事を書いたって、ブログの価値が下がるなんて臆病になる必要はないんだぜ?
むしろそうした方が人間味が出て緩急がつくってもんだ。
決意表明
生きた証を紡ぐのがブログだ。
PV至上主義に終止符を打つのも自分自身だ。
俺は降りるぜ、EU離脱だ。
新しい言葉を発明すれば、ナンバーワンは確実だ。
だから探そう、誰かの心の鍵穴に刺さるキーワードを。
自分自身の言葉で、今この瞬間に沸き立つ気持ちを装飾せずに。
自分自身を救うことから始めよう。
それがきっと、まわりまわって、誰かを救えると信じて。