中一息子から学校の様子を日々聞くんですけど、やはり一番エキサイティングな話題といえば定期テストの点数の話で、あいつは何点で俺は何点で勝った負けたという話です。
で、一学期の中間・期末、二学期の中間・期末とあっという間にもう4回の定期考査が終了したわけでして、そうするともうハッキリくっきりと上位層のメンツが固定化してくるんですね。
さすがに下位層が誰で何点だという話はセンシティブなので出てきませんが、上位層の子は「何点だった?」って聞けば大概教えてくれるそうで情報が出回るらしいんです。
それで息子のクラスで毎回学年1位か2位に君臨している女子生徒がいるそうなんですが、どんなガリ勉女だよ?って興味湧くじゃないですか。
そしたらクラスで一番可愛い美少女だったというんでビックリしたという、漫画みたいなお話です。
息子のクラスで一番可愛い女生徒は学年一の秀才だった
4月に中学校最初の学校公開で教室の生徒の顔ぶれを確認したんですが、その時に私は一人だけ可愛い娘がいるなと既にチェックはしていたんですね。(キモすぎだろw)
その子以外全員もれなくブスだったので、明らかに一人だけ目立つんですよ。
4月なので出席番号順の席順だったんで、名簿で照合してすぐに名前と顔を一致させました。(出入り禁止の保護者がここに‥!)
あとで息子に「〇〇さんって可愛くない?」って聞いたんですが、「そう?よくわかんない」と返されて終わったんですが、最初の中間テストの時に誰が学年で一番だったのかと聞いたらなんとその子の名前が挙がったもんだから驚いたというわけです。
息子のクラスで一番バカな女生徒は学年一のデブだった
一方息子の前の席に座っている太っちょの女生徒は相当オツムが弱いらしくて、放課後に担任から「(塾の模試で)偏差値25じゃ高校にも行けないよ?」と面談で言われてるところをたまたま優等生の子と一緒に息子は目撃したそうで、今度は下世話な意味で太い彼女の方も気になるじゃないですかw
「いったいどんな点数とったらそんな偏差値になるの?」と聞いたら、前の席だから後ろから見えてしまったという彼女のある教科の定期テストの点数が4点(100点満点中)だったそうで、まぁ納得しました。
すごいですね、下には下が居るものです。
公立中学のエグい能力格差
公立中学は玉石混淆なので、本当に能力格差がエグいです。
小学校の間はほとんどみんなが90点を取れるカラーテストで、得点分布なども配布されないので知能格差はあまり見えないのですが、中学からは定期テストで学年全員の点数がグラフによって図式化されるので、少なくとも自分の位置がどこなのかは明確化されます。
98点を取る子がいる一方で、同じテストで一桁の点数を叩き出す子もいるという事実が残酷なまでに浮き彫りになるのです。
そしてその結果を保護者は突きつけられて、テスト後の三者面談で担任から親の顔を見定められるのです。(この親にしてこの子ありか‥と)
悲喜こもごも、クラスメート格差(ヒエラルキー)の出来上がりです。
美少女優等生とデブでバカな女の子
やっぱり神様は不公平な人間社会を俯瞰で眺めながら楽しんでいると思わざるを得ません。
選ばれし人にはニブツもサンブツも与え、悪い意味で選ばれた者は二重苦三重苦を植え付けられるのです。
平等なんてあったもんじゃありません。
不条理ここに極まれり。
頭も顔も良くて性格まで優しい非の打ちどころのない優等生と、バカでデブで元気だけが取り柄の下品な劣等性が同じ教室で同じ授業を受けているというカオス!
大人になれば一生関りを持つ事もないであろう最底辺DQNと、最上層エリートの卵が同じ空間で同じ時を過ごすなんて、公立中学校ならではの極彩色の混沌と言えるでしょう。
しかも思春期で一番デリケートな時期に様々な人と人の違いを目の当たりにするのですから、かなりキツイお年頃のはずですよ、中学生ってば。
勉強をさせる理由
子供に勉強をさせる理由はですね、なにも将来裕福になって勝ち組になってほしいとかそうゆう事ではなくて、単純にもっと目先の話でして、高校や大学で良い友達をつくり良い出会いをしてほしいから、だからその為にはある程度インテリな階級で人間関係を構築していってほしいと願うからなんですね。
だから息子には普通の親みたいに「勉強しなさい」って発破はかけてます。
別に偏差値45の高校に行ったって気の合う友人はできるでしょうし、逆に進学校に行っても性悪で嫌な奴も居るに決まってます。
もし息子が元気で活発だけど勉強は苦手というタイプの男の子だったらば、そのまま無理せず自分の偏差値に見合った高校に進学すればいいと思うんです。
でも息子はボーッとしていてゲームくらいしか好きな事や得意な物がなかった子なのですが、中学に入って相対的に勉強がわりと得意である事が判明したんですね。
うちの息子自慢
うちの息子は現在学年で上位6~7%の位置にいて、結構優秀です。
数学にいたっては問題を解くのが楽しいと言うくらいなので、だったら得意な勉強でやれるところまで潜在能力を伸ばしてごらんよとなるじゃないですか。
テストの総合結果を見ると自己肯定感が上がって、みんなから妬まれたりもするけどそれもまた嬉しいと言ってました。
思ってた以上に息子の中学校生活は好スタート発進できたようで、親としても嬉しい限りです。
余談
息子と一緒に定期テストの試験範囲を勉強してるので、私もテスト問題を制限時間を決めてやってみたんですよ。
国語と英語ならまだ勝てると思ったのですが、それぞれ5点差で負けてしまいました。
嬉しい敗北です。
とりあえず息子にはクラスで一番可愛い学年一の優等生といつか勉強会でも開いて一緒に勉強したりするのもいいんじゃない?なんて言ってみましたが、本人からはまだいっさい恋バナとかは聞けてません。
明るい未来
クラスで一番可愛い学年一の優等生の尻尾を掴めるように、親としては高みを目指してほしいと願うばかりなのです。
どうか躓かないで、順調に順風満帆に中学生活を乗り切ってほしいです。
息子よ、君の未来はきっと明るい。
電球をいっぱい買ってきて、パパが照らし続けるからね。