しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

面会交流がなくなったら元嫁に対してどんな感情を持つのだろう

隔週おきの面会交流を事務的に継続しています。

先日も元嫁は一年に2~3回ある体調の不具合を訴えており、検査入院するかもしれない、最悪ガンかもしれないなどと神妙な面持ちでこちらが訊いてもないのに自分語りを始め、我々父子を終始不快な気分にさせて、短時間で切りあげて帰りました。

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元嫁と疎遠になったら僕はどんな感情を持つのだろうか?

たとえば元嫁が死んだら

今まで考えた事もないので考えてみることにしました。

もし本人の云うようにガンを患って来年ポックリ死んでしまうような事態になったとしたら、私はどのように受け止めて、どのように感情を処理するのか。

89%ありえない話ではあるが、シミュレーションしてみたいと思う。

 

息子の成長していく姿をもう見せてあげられないこと、親としての感情を今後共有できない事に対して一抹の寂しさを覚えるかもしれない。

少なくとも息子について深く語り合える人間はこの世に元嫁しかいないから。

 

次に元嫁の無念さを思うと憐れみの念を抱くかもしれない。

自業自得ではあるけれど、残念な晩年になってしまったことを気の毒に感じるだろう。

嘘でも優しい言葉のひとつやふたつかけてあげるべきだったかもと、少し後悔するかもしれないな。

 

そう考えるとあまりいい気持ちにはならないのは確かなので、私は元嫁に対して死んでほしいとまでは憎んでいないのかもしれない事が窺い知れる。

少なくとも息子が成人するまでは、その過程を親として見届け合えたらなという思いが私の中にはあります。

息子と母親の関係をどこまで支援すればいいのか

現段階で息子は母親に対してかなり辛辣な態度をとってます。

どんなに鈍い人間でも嫌われてるとハッキリ解る如き態度を表明してます。

それでも元嫁は息子との面会を望むので、私がそれを断つことはできませんし、出来る限り円滑に表向き楽しく過ごせるよう努めてきました。

 

それでもいつも別れた後はドッと疲れを感じるだけで、私も息子も二人になった途端に快活な気分を取り戻すので、三人でいる時間は我々にとっては苦痛でしかないというのは事実であり、それを薄々感じ取ってるはずの元嫁はどんな気持ちなんだろうと思うと複雑な心境ではありますが、申し訳ないとも思えないのです。

 

でももう少し良好な母子関係を構築する手助けをできないものかと、お人好しにも考えたりもするのですが、元嫁と息子が仲良くなってしまったら私にとって何ひとつ良い材料はない事から、このままの状態が正解なんだと思い直します。

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仮に息子が母親を慕ったとしたら

だってもし息子が「ママと暮らしたい!」なんて言ったら大変な事になります。

3人で生活するぐらいなら私は一人暮らしを選びます

息子の意見を尊重して親権を元嫁に譲渡した場合を考えると、心身不安定な元嫁に子供の育成管理が務まるとは思えないので、子供の福祉を考えたらやはり元嫁に任せる事はできません。

もし元嫁が心身共に健康で普通の人だったなら、私は自分の幸福よりも母子の幸福を優先して親権を譲渡すると思います。息子がそれを望めばですけど。

 

でも息子が「三人で暮らしたい」と言ったとしたら、それは受け入れられないでしょう。

私にとっては父子生活>独身生活>家族生活なので、絶対に元嫁と共同生活は二度としたくはないのです。

有難いことに息子は今の二人暮らしが一番幸せだと言ってくれているので、この暮らしを維持する事に心血を注げばいいと確信しております。

嫌悪と感謝と腐れ縁

子供が産まれて2年ぐらいまでは表面上うまくいってたけど、個人的には決して幸福ではなく、毎日嫁と顔を合わせる生活にストレスを感じていました。

日に日に喧嘩の回数が増えて、元嫁が幼い息子を勝手に連れて家出をした時、完全に信頼関係は破綻しました。

 

私は人間不信ですが、元嫁のことは人として信用していたので、だから一緒に暮らせていたのですが、それがなくなった時、信じられない他人との共同生活はストレスでしかありません。

だからすったもんだの末に離婚出来た事は最高の愉悦だったのですが、それによって元嫁から子供を引き離す形となってしまった事に対しては、出来る限りの穴埋めをしてやる事で、相手に一片の情けをかけることで自身の胸の痛みを誤魔化してきました。

 

子供を産んでくれたこと、愛してくれたこと、感謝してます。

色々あって大嫌いになったけど、それでも夫婦になった腐れ縁は、子供が成人するまでは断ち切らないでおこうと決めました。

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これからの関係性

離婚して3年が経過しました。

養育費はもらってませんが面会交流は子供が嫌がっても継続してきました。

離婚当初私が思い描いていた交流の形はもうちょっと違ったものでした。

毎週土日は元嫁宅に泊り込みで完全に子供をあずける形を想定しておりました。

しかし母子の関係が思ったより悪く、息子が母親と過ごす時間を嫌がることと、元嫁も支援住宅の都合上宿泊はNGとのことで、どんどん母子の距離が離れていきました。

個人的には土日は一人を満喫して休みたいと思っていたのですが、結果的に土日も子供の世話に終始する生活となり、でもそのお蔭で父子の絆はより深まりました。

この先息子が友達との社会性や関係性を築いていくにつれて、自立への一歩をサポートしていく形になるのでしょうから、私も一人になれる時間が増えていくとは思いますが、そうなると元嫁との面会交流も徐々に減っていくのかもしれません。

それはもうあと数年後であり、息子が思春期に入ったらきっと今以上に元嫁は息子との接し方が解らなくなると想像できます。

その時、元嫁には子離れする勇気を持ってもらいたいのですが、どうなることやら。

子供の成長と比較して大人は全然成長しないどころか退化してゆくものだから、余計にもどかしく思うのです。

私も最近モノ忘れとボケがひどいです。だって初老だもんね。

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