育児大変だぁーって言ってるママさん達のブログとかいっぱいありますけど、そんな時期ってホントに過ぎてしまえばあっという間だよって経験者が皆さん仰るとおりなわけで、リアタイで大変なのは解るけど、保育園ガーとか愚痴グチほざいてんじゃねーよってマジ思いますね。
一人っ子なら一回限りの貴重な経験ですし、兄弟がいて大変にしたって、それでも2~3年後にはてんてこまいの日々からは卒業でして、過ぎてしまえばただただ懐かしく、思い出すのは家族の笑い声に包まれた明るいキッチンと散らかった寝室で、使わなくなったベビーベッドとベビーカーとおもちゃ類がひっそりと家の片隅に追いやられていることにも、今はもう、気付かない。
イクメンパパの育児を振り返る~気付いたら過ぎていたあの頃
こんにちは、赤ちゃん
まず一番最初、産まれて一週間後に病院から抱えて家に連れ帰って、新しくペットを購入したみたいな感覚で物珍しそうに不思議な生物を眺めまくるところから新生活が始まります。
ほとんど寝てますし、泣き声も最初は想像より全然小さくて、目を離したら死んじゃいそうな程か弱く感じられて、ぐにゃぐにゃした軟体動物みたいで、どう扱っていいか戸惑うばかりで、なんだか毎日ソワソワしてたような気がします。
ミルクとゲップ
生後ひと月の赤ちゃんですが、母乳はマズいから嫌だと表情と手でハッキリと拒絶するので、粉ミルクを哺乳瓶で与えるのですが、ミルクの温度と量の配分確認で毎回夫婦でもめてましたね。
首を支えながらミルクをあげる時間というのは一番楽しいイベントで、すごい勢いでゴクゴク飲んでる赤子というのは野性味にあふれてて笑えます。
完飲後は抱っこ状態で赤ん坊の背中を優しくさすって必ずゲップをさせます。
ゲップ待ちで「げふっ」ってさせるのもまた楽しい瞬間でした。
無事ゲップしたらベビーベッドに戻して再び寝かせます。
甘いミルクの匂いが部屋中を包み込んでいました。
流し台でお風呂
赤ちゃんはまだお風呂場で一緒に入ることもできないので、空気で膨らませたビニール風呂に入れて洗うのですが、台所の流し台(シンク?)にスッポリ収まるので、そこで嫁が大きな鍋を洗うかのように赤子の体を洗ってるのがおかしかったですね。
でもお風呂に一緒に入った方が楽な事に気付いて、僕がいる時は僕が脱衣所に待機していて、洗い終わった赤子を渡されて素早くタオルで拭いて着せる係担当でした。
オムツ替え作業
ずっと紙おむつを使っていたんですが、トイレトレーニングが全然できなかったので、なかなかオムツがとれるまで期間を要しました。5才の終わり頃まで履いてましたね。
おしっこが吸収されてるとどんどん重くなるんだけど、軽い状態で新しいのと交換するのもなんかもったいない気もするので、うんちをしたら替えるって目安でしたね。
うんちをトイレに流しておしりをふいてあげて新しいオムツを履かせて‥という一連の流れですが、慣れるとはいえ、楽しい作業ではないですから毎回疲れましたね。
されるがままにぽかんと立ち尽くしてる子供の表情がなんとも言えないんですけどね。
早くキレイにしてよ!って訴えてる感じで、毎度焦らされますね。
オムツ替えは夫婦気付いた方がやるというルールでしたので、気付かないふりをしようかとも思うのですが、気になってしまうので結局やらざるを得ないのです。
離乳食はレトルト
離乳食は結構な手間なので、うちは完全レトルトまとめ買いでした。
ちょっとは試行錯誤して作る努力しろよって嫁に対して内心思いましたけどね。
母乳だって赤ちゃんが美味しく飲めるように自分の食生活を見直して、美味しい母乳を出せるように頑張る姿勢とかあってもいいと思うのですが、そのへん全くママイズムゼロで、母乳や手作り離乳食はハナから諦めてる嫁の母親としての意識の低さにはちょっと幻滅したけど、それは私からは言えませんでしたね。
たぶん母乳同様に嫁の作った下手な離乳食より、子供はレトルトのが美味しいって反応するだろうし、だったらそれでいいか、って。
幼児期
2才~3才の頃は「アンパンマンアンパンマン」言ってましたね。
毎週録画して見せてました。
あとはずーっとEテレつけてましたね。
外へ散歩に行くと遮断機の音に反応して「カンカンカン‥」って言ってました。
だから音の鳴るプラレールの踏切のおもちゃを買ってあげました。⇩
この頃が一番ビデオカメラでよく撮影もしてましたね。
一年一年確実に成長して変化するので、1才~4才までの間というのはたくさん映像に残しておいた方がいいですよ。
3才と7才では同じ人物でも別人みたいなものですからね。
言葉を喋らなくて焦る
4~5才って個人差があるとはいえほぼほぼ会話が成立すると思いますよね?
けどうちの子はYesかNoを意思表示するくらいで、ものすごく言葉が遅かったので、心配になって病院に相談しに行ったら、自閉症スペクトラムと診断されて、保育園では加配の先生を常に傍につけてもらってました。
年長さんになってようやくオムツもとれて会話もキャッチボールできるようになりましたが、年中さんの頃は不安要素が多くて心配の種が尽きなかったです。
卒園~小学校入学
でも小学校に入った途端に周囲との差を感じさせない程の成長を見せてくれたので、ひと安心で一区切りついた感じでしょうか。
保育園では毎月のように風邪を感染されてましたが、小学校に入った途端身体が強くなって一日も休まず登校することができました。
卒園の春から離婚シングルファザー生活が始まりましたが、育児は格段に楽になったので、子育てを大変に感じる事もとくにありません。
毎朝7時に起きて子供を起こして学校へ行かせる事と、夕飯を作って与える事と、お風呂に入れて歯磨きさせて寝かせること、それだけですね。
なので今はとても穏やかに時間が流れています。
小学生の間にやっておきたいこと
6才の誕生日に自転車を購入したのですが、うまく乗りこなす事ができず、本人が文字通り乗り気じゃなく、結局自転車はホコリをかぶってしまいました。
なのでよくある自転車の練習→後ろの手を離して補助輪ナシで向こうへ走っていくという走馬燈体験はまだ実現できていません。
息子には自転車は危険だから乗りたくない!とハッキリ言い切られたので、もう逆に安心というか、それならそれでいっかと思うようにもなりましたけど。
あとはグローブをはめて軟式ボールで普通にキャッチボールがしたいんですが、これもまだ実現できずにいます。
息子がグローブをうまく扱えず、片手キャッチできないんですね。
私は小2で野球部に入っていたので、ちょっとどうなの?って思いますけど。
まだ見ぬ中学生の息子と3年後対面する事に少し怯えてる私ですが、それまでの小学生男児との生活をめいっぱい楽しもうと思ってます。
この日常は有限だから、一日一日を大切に。