しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

子供を甘やかして育てるとどうなる?→良い子に育ちます

教育方針なんてものは子供の適性を見てからでも遅くはありません。

なので妊娠中や出産後2年未満から子供の養育方針をあーだこーだと夫婦の間で語り合う事は悪い事ではないけれど、目の前の小さな異星人の取り扱いでてんてこまいのうちはそれどころではないでしょう。

子供を甘やかして育てるとどうなる?→良い子に育ちます

厳しく育てるか、甘々の過保護か

しかし2歳を過ぎたあたりから教育熱心な親はトイレトレーニングを始めたり、アルファベットを覚えさせようとしたり、マナーを躾けたりし始めます。

なんでも早い方がいいという気持ちと、他の子よりも先に出来るようにしときたいという競争心からくる焦りで、気が付けばしつけ中心の子育てになっていきます。

子供が思うようにうまく出来なかったりすると母親は落胆し「なんでできないの!?」と感情を露わにして無意識に子供を責めてしまったりもします。

ギャン泣きする子供を見てハッと我に返り今度は自己嫌悪に陥り、勝手に育児ノイローゼになったりもします。

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夫の育児期の乗り越え方

仕事から帰宅してちょこっと子供と遊ぶだけの夫に対して育児(教育・躾け)を全くしないで気楽なもんだと妻があたり始めます。

俺は外で働いてきて疲れてるんだと夫が応戦しようものなら夫婦喧嘩の始まりです。

妻のストレスは日に日に鬱積してきますが、夫は気にも留めません。

子供の様子などを気にかけて聞いてくることのない夫の出産前と変化のない生活態度ぶりに妻の怒りが沸点に達したところで夫婦関係は悪化の一途を辿ります。

夫は働いて稼いでくる事が何よりの家庭への奉仕であると信じて疑わないので、妻側のそれ以上の要求(ささやかな気遣いや日頃の感謝の言葉)には応じる気にはなれません。

しかしこの時期の夫婦間の隔たりが後に大きな溝を生む原因となるなんて、当人達はまだ気付きません。でも確実に互いの愛情はこの数年で大幅に減少していきます。

例え離婚には至らずとも、妻側は夫に対し「あの時全然支えてくれなかった」と根に持つ事になります。

最悪の場合だとメンタル崩壊で無理心中を謀られる可能性もゼロではありません。

そうならない為にも夫は子供が出来たら子供よりも優先して妻を甘やかすべきなのかもしれません。

妻に優しくしてあげられる余裕ある大人の夫であれば、妻に裏切られるという事もなく、離婚とは無縁のアットホームライフを送る事ができるでしょう。

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The Modern Family

子供を厳しく育てたらどうなる?

内弁慶か悪ガキか

誰もが知ってる漫画(アニメ)で解り易い例があります。

ドラえもんのジャイアンです。

ジャイアンはガキ大将ですが家では母ちゃんには絶対服従で逆らう術を知りません。その反動でクラスメートに乱暴をはたらくのです。

この構図は実際真理をついていて、現実においても活発でやんちゃな子ほど家ではきちんと親のいいなりで、隠れて悪さを働くようになるのです。

一方学校ではおとなしい子ほど内弁慶で、家で「おいババァ!」と言ったりします(同級生にいました)。

ですのでもちろん一概には言えませんが、家で良い子=外で悪い子、家で悪い子=外では良い子というパターンは結構あると思います。

なので我が子に外の世界で品行方正に生きてほしかったら、家での多少のわがままや暴言は大目に見てあげても良いのではないでしょうか。

たくましくわんぱくに育てるなら

逆に外の世界で暴れてほしければ家ではスパルタで、子に適度なストレスを与えるのが近道の方法かと思います。

ボクシングの亀田親子なんかが良い例ではないでしょうか。

因みに亀田親子はもちろん大嫌いなんですが、父子関係という部分だけに焦点をあてると一見非常に素晴らしい関係のようにも見えるんですね。

顛末はどうあれ子供が父親の厳しいトレーニングに耐えながらチャンピオンになるなんてまさに漫画の世界さながらなわけで、何より子供が父親に対して心から敬意を示していて喜びを分かち合ってもいるのですから、絵面はキビシイですけども、悔しいけどちょっと美しいかもって思う部分もあったりもしたんですね。

もちろん真似しようとは思いませんし、しようと思ってもマネなんてできるはずがありませんけど。

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過保護になりがちな一人っ子

ただどうしても子供の人数に比例して愛情の掛け方や期待値が違ってくるのも否めないと思うんですね。

もし子供が三人とか四人居たりしたらやっぱりどうしたって粗雑な扱いにもなるだろうし、一人一人を目を凝らして見張るわけにもいきませんから統率する事に手いっぱいでおのずと奔放な育成方針にもなるだろうし、子供は兄弟間で揉まれてコミュ力を鍛えられるので一長一短あるとは思うのですが、ひとつハッキリ言える事は一人っ子は過保護になってしまうということでしょうか。

 良い子だけど軟弱な甘えん坊

「爪の横のささくれが痛いよぉ~」「おぉぉ、よしよしよし」といった具合ですかね、うちの例で言いますと。

朝は靴や靴下を履かせてあげたり、お風呂上りは体を拭いてあげたり、寝る前には添い寝して寝かしつけたり(小3)、全ては一人っ子だからしてあげられる行為かと思います。

そんな軟弱なうちの息子は願い事を尋ねてみると「僕欲しいものが本当にない」と言うのです。

未だに一日に2~3回不意に「パパ大好き♪」と言って抱きついてきたりもします(ノロケてすみません)。

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だから私はバカボンのパパばりに「これでいいのだ」と思うのです。

そういえばバカボンパパとバカボンの親子(家族)関係も素敵ですよね。

うちにはママとハジメちゃんは居ませんが、あんな父子関係を築いていけたらいいなと思うのです。