しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

共同親権の導入を法務省がやっと検討し始める

法務省が年内にも専門家を交えて検討する事を明らかにしたそうですが、もうね、やっとですかって感じですよ。

こちらでもこれまでに何度も言ってきましたが、先進国で共同親権でない国は日本だけですからね!

日本の常識は世界の非常識とされる最たる部分のひとつであると思います。

離婚夫婦の子供の養育と責任

法務省は離婚の要件の見直しや離婚後の面会交流の促進についても議論するとしていますが、いい加減遅すぎるし見直さなければならない箇所がありまくりでまとめるのにもまた数年要しそうで怖いです!

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ハーグ条約に加盟しても変化なし

ようやく日本もつい5年前にハーグ条約加盟国となったものの未だに条約を違反する事もしばしばで、国際結婚した母親が子供を連れて無断で日本に帰国してその後異国の父親に二度と子供を会わせないという横暴を平気で行える民度である事から、世界からは拉致誘拐連れ去り国家として非難警戒されてるなんて事実は当の我々日本人は呑気にも知る由もない現状ではありますが、実際は北朝鮮と大差ない事をしていたりするのです。

国際結婚であろうと国内結婚であろうと基本的に子供は母親のモノだという概念が日本人女性には刻み込まれているが故に、このような連れ去り離婚がどれほど罪深いものであるかという意識も当然ゼロに等しい為、悪びれることなく現在でも国内においては依然として妻による親権を振りかざすパワハラは横行し続けている。

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動物的文化の象徴

日本において離婚する男性は最初から親権を諦めるケースが多く、女性もまた未婚のまま出産育児をする覚悟を決めるという若い方も珍しくなく、子供は母親が育てて当たり前だという認識が根底にずっとあるように思う。基本動物と同じ文化なのである。

動物と同じだから新たに加わる継父は血の繋がらない子供を虐待してしまうし、子供が産まれたら家庭によりつかなくなり、新たな狩りに出掛けるオスの習性というのもいちいち納得せざるを得ないが、私達は動物ではなく理性ある人間なんだぞ!と今一度誇り高い意識を再確認しなければならない。

権利と責務

離婚時に決める養育費や面会交流の約束も、最初の数ヶ月だけ履行されて半年後には規約は破られて、離れて暮らす父と母子は年を追うごとに疎遠になり、互いに心のどこかでしょうがないよねと、子供の立場を一切無視した形で勝手に大人の都合の良い楽な生活基盤を形成していこうとするのである。

そういった無責任な男と子の権利を奪う女の離婚後の生活様式にメスを入れるというのが今回の共同親権導入の検討である。

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単独親権による弊害

単独親権に馴れてしまった日本人からすると現状に違和感を抱くこともないのだが、不当な離婚を経験した者だけがこの単独親権制度の持つ歪さに気付き、苦しめられる。

親権を取りたくて取れなかった片親というのは本当に惨めでツライ日々を過ごす事となる。

それでも前向きに月に一度の面会交流だけを生き甲斐に仕事に励む者もいれば、監護者側に面会交流を断絶されて途方に暮れる者もいる。

いくら面会交流の規約を設けたとしても結局は監護親権者側の都合と心境ひとつで会合をキャンセルされてしまうというパワーバランスは崩し難く、暗黙のうちに「会わせてやってる側」と「会わせてもらってる側」という位置づけの立場関係が出来上がってしまう。

一方養育費に関しても受け取る側が最初から相手に期待をしていない事が多い為、支払いを請求しない代わりに面会を断つ事で、元夫婦という鬱陶しい関係を疎遠にする狙いがあったりもする。

そこで本来支払うべき側は子供を諦める事で金銭的責務からは解放されたように思いこみ、互いに楽というメリットを享受する事で離婚後の規約はうやむやになってしまう。

これをちゃんとしよーぜというのが共同親権なのである。

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共同親権になると何が変わるのか

共同親権にすることで明確に責任を果たさなければならないという自覚が生まれます。というかいままでがいい加減すぎたのであって、本来子供を儲けた夫婦は子供が成人するまでにおいてしっかりと父親の役割と母親の役割を果たす義務があるのです。

それは離婚したからこそ、より子供に対しての務めを全うしなければならないという自戒の精神を持ってしかるべきであり、別れた夫婦は共同生活の苦渋からは逃れられても、子供の父親と母親である事実に変わりはないのだから、夫婦間における嫌悪感情はひとまず度外視して、対子供との父子関係と母子関係を別個に両立させるのが筋である。

反対派の馬鹿の一つ覚え

考察すればするほど共同親権にしない理由がないのであるが、一方で保守派の方々は決まり文句のように「じゃあDVはどうすんだ」と子供じみた屁理屈を恥ずかしげもなく述べるのである。

DV?そんなものはしっかりと調査した上でケースバイケースで判断していけばいいだけだろ!それよりでっちあげかどうかの調査の方をもっと真剣にやれよ!アホか!

でっちあげ被害に遭われて何年も子供に会えずに苦しんでる人の事とかもっとこの機会に考えていただきたいと思いますね。

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