持ち家VS賃貸。終焉を迎える事のない永遠の水かけ論争。
それぞれの立場や環境で答えが違うのだから平行線になるのは自然の理で、大事なのはどれだけ数十年後の未来を明確にイメージできるかだが、そんなの人生何が起こるか判らないのだから一般的なモデルケースで占うにしたってよもや無意味である。
ここでは持ち家と賃貸のメリットデメリットを語る事はしません。
離婚がテーマのこちらでは当然持ち家は最大のリスクであるとしか他に言いようがないからです。
住宅ローンは夫妻の負債~持ち家VS賃貸
家を建てた男の胸中
一軒家を購入してしまい35年ローンを組んでしまったけど離婚したくなった人がどうすればいいのか。これは非常に大きな悩みかと心中察します。
最もわかりやすい形態は母子が家を出て行き一軒家に夫が住み続けるか、逆に母子がそのまま住み続けて夫が一人家を出て残りのローンを払い続ける事で養育費と相殺するか。
どちらにしても頭が痛くなってきますね。
離婚するのを躊躇してしまう気持ちも理解できます。
今気づきました!
一軒家を建てた夫は離婚を諦めてるというか絶対に離婚したくない人がほとんどかと思います。
結婚する時よりも家を買う時の方がよっぽど覚悟がいりますね、きっと。
借金という負債
以前の職場でぶくぶく太ったアラフォー奥様が「もうすぐ家を買うんだ♪」と浮かれておりました。
私は「旦那さんは正気ですか?」と喉から出そうになる言葉を飲み込みましたが、責任と借金と豚を同時に背負いこむなんていったいどんな覚悟だよと他人事ながら恐れ入る心境になったものです。
負債を抱える事は人生で一番避けなければなりません。
家族を持つだけでも負債なのに、その上住宅まで借金して購入となるといっきにハードモード突入で、しがらみにがんじがらめのいばらの道を自ら選んだようなものです。
定年まで会社と奴隷契約を結ぶ事で得られるものが家族と住宅です。
偉いのかどうかもよくわかりませんが、おそらく狂ってます。
正気の判断ではなく、紋切り型の男の王道・既定路線を歩む事に躊躇する意思すら剥奪された思考停止脳からくる決断なのです。
洗脳から覚めるのも恐怖なのでもはや突き進むしか道はないのです。
それでも人間ですから、急に仕事も家族も辞めたくなったとしても全然不思議な事ではありません。むしろ自然現象です。
その時の為の正しい逃げ方を思考しておくのは有意義かと思います。
何も失踪する必要などありません。堂々と断捨離していけばいいのです。
最善の選択
前述の夫婦どちらが家に住むかの二択ですが、先程の例だと妻に親権を取られる事前提だったのでどちらを選んでも地獄のように思えましたが、ベストな答えがみつかりました!
親権を勝ち取って子供と継続して購入した家に住み続けるべきです!
奥さんに出て行ってもらいましょう。
それが一番最良です。
冷静に話し合って奥さんに納得してもらうだけの条件を出して交渉しましょう。
決して弁護士や裁判所を挟んではダメです。
ですが必ずしも親権が欲しい男性ばかりでもないとは思いますので、一人で家を出るというのも二番目にアリかとは思います。
その場合は仕事も辞めてしまった方が身軽になれるかもしれません。
結局は家を離れていながら色々お金をむしり取られるぐらいなら我慢して家庭生活を継続させた方がマシだという結論になってしまうんですけどね。
一番最悪なのが一軒家に一人で住み続けるというパターンではないでしょうか。
精神病みます。高橋ジョージにはなりたくはないでしょう。
リスクヘッジ
やはりこうして考えると賃貸の方が精神的に身軽でいいですね。
離婚では財産分与で揉めるのが一番ぐったりしますからね。
持ち家に夢を描くのも悪くはないですが、いずれ子供は家を出るのだと考えると夫婦で一軒家に住んだところでメリットよりリスクのが大きい事に気付きます。
もし今家を購入しようか迷ってる方は考え直した方が賢明です。
もうそうゆう時代じゃないです。
今後都心一等地以外は空き家だらけになるでしょう。
家を買うなら一括で購入できるくらいの財力がないと状況が変化した時の対応に困る事になります。
持たざる者ホームレスが最強です。
でも私はオタクなので「家」の中に居るのは大好きですけどね。