女性はお腹を痛めて出産するのでその日から母親になった実感を得るのに対し、男性は産まれたばかりの赤ちゃんを見てもなんだかすぐには実感なんて湧かないものです。
女性は排卵日の計算で「あの時のか」と受精日時の見当もつきますが、男性は当然よくわかりません。
なので１００％自分の子であるなんて確証を男性が持つ事は出来ないのです。
ＤＮＡ鑑定の是非～本当に俺の子か？
けれど「本当に俺の子か？」なんて男が正直な疑問を口にした日にはもう大変な事になります。鬼の首を取ったかの如く女が般若の顔して捲し立ててきます。
「ひどい！」の一点張りでヒステリックに感情を荒立てるだけで何一つ解りやすく論拠を説明してなどくれません。
そこは冷静に「何月何日の行為が決め手で妊娠して何十週とかかって予定の範囲内でこうして産まれてきたんだよ」と無知な男には丁寧に説明してあげればいいだけなのに、ただ怒り狂うだけだとますます男性側は疑惑でモヤモヤしてきます。
排卵の仕組みを理解しよう
普通に一般男性は大人でも排卵の仕組みなんて全然理解しておりません。
生で中出ししたらマズいくらいの知識しか持っていないんです。
でもその認識だけ持っていれば充分なのでそれ以上あえて教えないのかもしれません。
女子は中学の頃から保健体育でしっかり生理について学ぶのに対して思春期の男子はエロいワードにはしゃぐだけで全然生命の仕組みを理解していないし、そもそも深く教えられていないのです。
排卵日に的中させない限りは妊娠しないなんて本当の事を教えてしまったら男性側は楽観的に避妊を軽視してしまう可能性が高まるから具体的に教えないのかもしれません。
ただ生理不順の女性の場合は排卵日は毎日体温を計測しなければ特定できませんし、毎月安定して決まってる女性であってもその月たまたま排卵日が数日ずれるという事も全然ある事なので、当の女性自身ですら排卵日を正確に特定する事は困難であり、でも体調の具合の変化やその他の現象でなんとなく自分の体なんで判るといったものなので、男性側がそれを計測するには毎月彼女の生理開始日をチェックして、その10日後～15日後くらいを目安に危険日と捉えて彼女の行動を管理しつつ自分の性欲もコントロールしなければなりません。
安全日と危険日
要するにもうそろそろ生理がくる頃という時だけが安全日で、それ以外の月の半分以上は可能性がありうるということ、排卵自体は半日もないけれど、それがハッキリ判別出来ない限りはロシアンルーレットなんだという認識を男性は持つ必要があるのだが、よく解っていない男が多い多い。
実際私は同棲期間中はスケジュール帳に元嫁の生理開始日から終了日までをきっちり毎月記述しておりました。
我ながら気持ち悪いですね。
でもそうしないと望まない時期に妊娠させてしまうという事にもなりかねないので、その結果同棲５年目での妊娠となりました。
元嫁はわりと正確な周期だったのですが、授かった月はたまたま二週間近くも排卵日がずれてしまったが為に的中となったわけですが、さすがに５年目だったのでグダグダ言わずに前へ進もうと思いましたよ、ハイ。
DNA鑑定の値段はいくらか
なんだか話がかなり横道にそれてしまいましたが、少しでも疑念があるなら素直にＤＮＡ鑑定をすればいいということです。
お値段は１万数千円～６万数千円までピンキリで、高い程精度も高いという事ですが、安いのでも現在の技術なら充分なんじゃないでしょうか？
ただこれが出産前での鑑定になると１５万円前後するので高額な為躊躇してしまいますが、本来なら出生前にハッキリさせるべき問題なんだし、もうちょっとそこは国が価格を抑えてでも知りたい人には鑑定をしてあげるべきだと思いますけどね。
ちょっと前に大沢樹生と喜多嶋舞の息子のＤＮＡ問題あったじゃないですか。
あれは目もあてられない程に本当にひどい話だなと他人事ながら愕然としました。
あと是枝監督の映画「そして父になる」も昔実際にあった取り違え事件含め色々と考えさせられるテーマでしたが、あの映画では６歳の息子が自分の子ではない事が判り、取り違えられた本当の息子と徐々に入れ替え工作を行っていきますが、リアルで自分に置き換えて考えた場合、６年育てた息子を手放すなんてちょっともう無理ですね。
実子でなくとも
もしも私の息子がＤＮＡ鑑定において実子ではないと判明したとしても、今となっては「だから何？」とこれまでと変わらずに共に暮らしていくと自信を持って言えます。
正直顔も性格もあまり似ていないのですが、最高に気が合うので同居人として文句なしのパートナーなんで、もはやそんな事には動じない域ではありますが、一生モヤモヤ感は拭えませんよね。見ため的には耳の形だけはソックリなんですよｗ
けど男の子は成長していくにつれてだんだん父親に似てくるというので、もう少ししたら共通点も増えてくるかもしれません。似てる部分が多かったら気持ち悪いので、似てなくて良かったんですけどね。
