しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

面会交流の心得~現状と負担と実施率と監護親権者の務めと葛藤

非監護者にとって面会交流は普段触れ合えない我が子と密に時間を共有できるとてつもなく貴重なイベントであるはずだ。

もし私が非監護者側であったなら毎度緻密な計画を企てて、時間ごとに何処で何をするとか一週間前から考えて、当日は子供とめいっぱいスキンシップをとって、ご馳走やプレゼント等お金を惜しまずに子供を楽しませる事に全力を注ぐと考えるだろう。

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面会交流の心得

面会交流の現状

だが元嫁は毎週会わせろだの週一でも足りないだのと言ってくるくせに、いざ面会の日はというと全くノープランで、スーパーに入るなりドラッグストアや小物雑貨店で自分の欲しい物をただひたすら探すだけで、我々はそのウィンドショッピングにつきあわされるだけで、ボケーッと歩く道中は私に自分の近況やらつまらない話を延々一方的に喋るだけで、ほとんど息子とコミュニケーションをとらないのだ。

 

息子は終始私にベッタリとくっついて母親に対してはつまらないから早く帰りたいという態度を前面に出して、私はいったい何をしにここへ来ているのだろうと不完全燃焼な徒労感だけが残るこの面会交流が回を重ねるごとに苦痛になっていく。

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面会交流の負担

本来なら私は参加せずに母子で半日過ごせばいいのだが、息子がそれを嫌がり、元嫁も息子に対して何を話して何をすればいいのかわからなくなるみたいで私が一緒に居た方が都合が良いらしく、三人で過ごす休日は離婚前の時のお出掛けとなんら変わる事のないナチュラルな退屈に包まれており、元嫁がこれで満たされるのであればそれでもいいかとも思うのだが、息子と私は正直全然楽しくはないので、まさに元嫁につきあってあげてるだけのご奉仕タイムのようで、もうちょっとこちら側がまた会って遊びたいと思えるような面会時の努力はできないの?と元嫁に言いたくなるのである。

 

元嫁からするとただ一緒に居るという時間を過ごすだけで特に何をするわけでもなくて良いのだと言うのだが、その気持ちは解るんだけれど、それって結局元嫁の自己満足にすぎず、息子に対してもっと何かアピールできる事を考えて実践すればいいのに、息子が楽しめるようなアイデアを持ち込んで積極的に遊べばいいのにと私は思うのだが、そんな事は余計なお世話らしく、それを言うと途端に不機嫌になるのでそれ以上は言えない。

 

結局週一だとこちらの負担が大きく息子に言わせると母親と会うと休みが一日削られるとのことで、面会交流は隔週(二週に一度)にしてもらう事にした。

これには元嫁も随分と納得いかないと喰い下がり弁護士経由での話し合いを封書で求めてきたが、そんなに言うなら家裁に申請すればとつっぱねた結果、成す術もなかったらしく渋々条件を受け入れてもらった。この時元嫁は通達代として無駄に弁護士に五千円を支払った。その五千円で息子に何か買ってあげてた方が五千倍有意義だったのにね

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面会交流の実施率

世の中にはそれぞれの離婚家庭が違う頻度で様々なルールの下で面会交流を実施していることと思うが(全く面会せずに離れ離れのケースも少なくはない)、養育費を支払わず、子供には会いたくないとまで言われてるのにも関わらず、きっちり隔週で面会交流を実施しているのなんてうちくらいなんじゃないかと思ってしまいます。

 

養育費の支払率が現状二割程度であることから、おそらく面会交流の定期的実施率もそのくらいなんじゃないかと思うと実に少ないという印象を受けますね。離婚の数は右肩上がりなのにも関わらず!

 

どちらかに新しい恋人ができたら途端に難しくなるのも想定できますしね。

子供も小学校高学年にもなれば親よりも友達と遊ぶことを優先しだすだろうし、中学生なんて親と三分も喋りたくないだろうし、結局フェードアウトしていくものなんだとは思います。

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面会交流の心得

だからこそまだなんとか会えるうちに、面会交流が月一でも出来る限りは、家族の思い出を少しでも積み重ねておいてあげるのが監護親の使命であると思うのです。

だからどうか非監護親の人は面会交流を当然の権利と主張する前に思い出作りに全力で励んでほしいですし、監護親権者はそれをサポートするぐらいの器量を持ち合わせなくては面会交流の定期実施は難しくなる一方に思えるので、真剣に心得なくてはなりません。