しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

妻がアダルトチルドレンな場合は義父母と役所に相談しよう

近年高齢ニート問題が叫ばれて久しいが、親が役所へ活発に働きかけて行けば事態は進展するはずだが、本人が家を出たいと思っているかが前提として重要になってくる。 

就労福祉支援住宅扶助制度

親と役所の連携自立支援

元嫁は実家へ送致されて我が家からは怒号が消え、平和で幸福な暮らしを送れるようになった。息子は無事に小学校へ入学し、保育園の時のように送り迎えをしなくて済むようになったので親としても随分と楽になった。

 

一方元嫁は実家に戻るも息子ロスによる精神不安定状態がしばらく続き、すぐに仕事を始められるわけもなく父親との関係はまたすぐに悪化し、以前と同じように無断で家出をしたり軽い気持ちで警察を出動させたりとアラフォーにして親を困らせていた。

 

その間も週末は面会交流をきっちり行い、土曜の昼に義父母の車に息子を乗せて向こうの家に泊まらせて日曜日の昼に元嫁と息子と合流して外食して遊んで夕方に別れるというパターンを確立させていた。

 

元嫁は平日は散歩して図書館へ行きたまに病院へ薬を貰いに行くという隠居した老人のような生活をするも、泣いたり騒いだり落ち込んだりを繰り返す精神不安定な娘を見兼ねた義父母は役所へ頼み込み就労福祉支援住宅扶助制度を活用した。

 

SOS

 

これにより元嫁は9ヶ月の実家生活も破綻・終止符を打ち、新たに国の扶助を受けながら隣市近郊で一人暮らしを始めるに至った。

思ってもみない進展である。

正直ここまで国が面倒を見てくれるものなんだと驚いた。

税金による手厚いサポート体制

通常であれば実家で生活しながらせいぜい就労支援サポートを受けながら仕事を始めていくものだと思っていたが、どうしても一緒に暮らせないと両親が訴え出れば、問題のあるその子供(アラフォー)を用意されたアパートに移り住む手配をしてくれるというのだから成熟した社会であると、国の制度に感心した。

 

元嫁が精神疾患による通院歴があったからスムーズだったのかとは推測するに容易であるが、そうでなくともニート問題の解決策はここに見出すことが出来るようにも思えた。

新居への敷金礼金などの金銭負担などは一切なく、国に定められた規定により一定の住宅扶助額が与えられ家賃も値引かれるのだ。

 

そして就労支援に向けて精神疾患者らが務めるNPO法人による地方自治体施設で働く事を斡旋されるのだ。

当然最初はお金がないので生活保護からの支給もあり、収入を得ていく過程でそれは徐々に減額されていくという仕組みだ。

なので生活保護を満額もらって無職で暮らすというわけにはいかないので就労支援を目的とした実に有意義なサポート体制であるといえる。

安定への兆し

もっとこの仕組みを広げて不正な生活保護受給を減らして、その代わりに間口を広く全ての人が気軽に支援を受けられるシステムを構築できればこの国はもっと住みやすく2極化の底辺層もそれなりに生きていける道標を提供できるのではないかと光明を見出すところまではきているように感じるのである。

 

生まれて初めての一人暮らしを始めた元嫁であるが、金回りも生活容態も管理されてるとはいえ、実家で窮屈に生活するよりは精神的にも楽になったらしく、職場も斡旋されたことから生活も規則正しくなり、幾分マシな様子に変化を遂げているようでもう他人とはいえ安心した。

 

やはり元嫁とはいえ精神病棟へ隔離されたりなどしたらこちらとしてもモヤモヤするし、息子には母親と断絶した関係性を当たり前のようにはしたくはなかった

だから学校公開日は必ず元嫁に報告し、運動会も祭りごと全て元嫁には参加を促した。元嫁も張り切って参加し、現在もそのような関係性において継続している。

過去を振り返る

余談であるが私と元嫁は同棲期間が長く、4年を越えた時に妊娠が発覚してようやく籍を入れた。

籍を入れるまでの同棲期間中に喧嘩をした事は一度もなく、後に聞くところによれば元嫁は籍を入れるまではと随分と我慢していたそうである。

私は子供ができない限り結婚する必要はないという考えだったが、4年半の同棲期間中に元嫁は生活費の支払いもきっちりしていたので人間不信の私ではあるが密接な年月において元嫁の事を信用するまでに至ってはいたので、妊娠発覚直後に婚姻届けを提出した。

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その後から元嫁の態度は悪い方へと急変していき、いつしか喧嘩の絶えない暮らしへと変貌していった。

当人曰く結婚したらこっちのもんだという強気な甘えが噴出したという。

私は信用していた相手に裏切られた気持ちになり、脈拍が乱れ心音のリズムに異変をきたす程のストレスを抱え、離婚したい離婚したいと二年以上言い続けていた。

ヘルプの声をあげよう

だからようやく安住を手に入れたというのに、元嫁が「もう精神も普通に戻ったからまたやりなおそう」と本気で復縁を迫ってくることに怒りがこみ上げる。

こっちの気持ちも考えろ、と。

それができないってことはまだまだあなたは自分本位な精神疾患者ですよ、と。

 

それでもこの国は精神疾患者に優しいので助かる部分と不安な部分が同居する。

だって精神疾患者が何かやらかしても罪には問われないのだから。

無敵じゃまいか。

 

基地外は基地外を演じてくうちに本当の基地外になっていく。

けれど時折普通の顔を見せたりもするから、扱い方が難しい。

いっとき薬で治めてみたって繰り返しのエンドレスにくたびれる。

当人も家族も救われる為に国という第三者ができること。

みなさんもっと制度を活用しましょう。恥ずかしがらずに。

 

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