しえすたブログ

ひきこもりで無職のシングルファザーが離婚や親権について語る

別居への道のり~離婚後同居状態からの脱却と再出発への準備

法的手続き上は離婚できたとはいえ、同居状態のまま…。これって結婚前の同棲と似て非なるものでかなり殺伐としてツライですよ。

何か言う度に「もう他人なんだから関係ないでしょ」と言われるのです。

「あなたは誰ですか?」とかネチネチと口撃してきます。

一刻も早く別居したいところですが、そう簡単なものでもありません。元嫁に自発的に出て行ってもらわなければならないのですから。

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離婚後の同居生活

気持ちの変化

それでも精神的にはだいぶ楽になりました。

こちらの思惑としては離婚の形式をとることで配偶者による子供の無断連れ去りを誘拐案件として警察に立件できる権限を得たわけですから、今後もしまた嫁が子供を連れ去った場合にはただ泣いて過ごすことなく、子供を取り戻すだけでなく更に誘拐容疑で逮捕してもらえる仕組みを形成できたのですから、共に暮らす上で最低限の不安除去保証が得られたわけです。

 

すでに過去三度(年一回)も繰り返されてきたので、同居している限りまた同じ目に遭う可能性は極めて大なのだから、逆に離婚してなきゃ不安で同居できませんよ。

なのでこのまま嫁に居座られたとしても最悪仕方ないとも思いました。

 

この場合だと国からの手当諸々を受ける事はできませんが、元嫁には以前同様にパートしながら同居人として滞在することは認めて生活様式自体は婚姻期間と同様にして、内縁の妻である形を受け入れながら生活を続けるしかないのかなと思っていました。

義父母との交渉

しかし元嫁は世間知らずなので離婚されたら家を出て行かなければならないと思い込んでくれたらしく、悪かった親子関係を解消し、実家に帰る準備を渋々始めました。

私の方からも義父母に直接お願いして、とりあえず互いに今は同居していては良くない精神状態なので一ヶ月くらいでも実家で引き取ってもらえないかと交渉しました。

 

義父はとても嫌がり「それなら娘(嫁)にかかる生活費をよこせ」とわけのわからないことを言ってきましたが、当時の自分の心境としては金を支払ってでも元嫁には出て行ってほしかったので、国から手当が入ったらその中から渡しますとかうまいこと言って交渉を成立させました。

 

それこそ元嫁が一人暮らしを始める為の最初の敷金礼金引っ越し代を負担しても良いとも思っていましたが、精神不安定な元嫁が今後一人暮らしでやっていけるとも思えなかったので、実家で面倒を見てもらうのが一番だと思えたし、近隣の市内でもあるのでそれが自然だろうと思えました。

爽快なさよなら

いざ荷物をまとめて義父の車に乗り込む時の元嫁はとても寂しそうに不本意だと表情で訴えてきましたが、私は無表情に見送りました。

届けを出して丁度一ヶ月後に元嫁は家を出て行きました。

離婚届を提出した時と同様、清々しい晴れやかな気持ちになりました。

 

以降元嫁は「追い出された」と口にしますが、「こうなった経緯をよく考えろ、自業自得だろ」と私も反論する為、一緒に住んでなくても電話やメールで喧嘩します。

 

子供が居なければ離婚すれば二度と連絡を取る必要もなくなりますが、未成年の子供が居る以上、その子供が成人するまでは父母としての関係を断ち切ることは出来ない為、今後も関わりを断てない事はもどかしいですが、それでももう同じ屋根の下で生活を共にしないで済むようになったという快適さだけで生き返った気持ちになりました。

子供の気持ち

「ママは病気を治すためにしばらく入院しますが、しばらくしたら帰ります」というメモ書きを食卓に貼って残してあったのですが、それを見た息子はそれをすぐに剥がして「いやなきもちになる」と言ってポイと捨ててしまいました。

 

息子は半年間わけのわからない施設に入れられたことを強く恨んでいるのです。

そのことを訴えると元嫁は「もう終わった事でしょ、いつまでもグチグチ言わないの」と軽くあしらうので「それは違うだろ!」と私が割って入ってまた喧嘩になるという日々が続いていました。

息子にとっては突然父(私)と引き離されて生活環境を変えられたのですから、心の傷が簡単には癒えません。

 

この事実を軽く考えている元嫁に対して非常に腹が立ちます。

なので息子が母親を痛烈に批判する言動をしても私は父としてひとつもそれをたしなめる事ができません。「その通りだね」と全て肯定してしまいます。

母親(元嫁)を庇うことが出来ないからです。だからか息子と私は同じ気持ちであるという絆が強まりました。

再出発

息子は母親の顔を見たくないと言いますが、元嫁は週一の面会交流が少ないと訴えてきます。

その狭間で週末の面会交流を極力良き日にしようと奮闘する自分はシングルファザーとしての最初の局面に対峙している実感を得て、新たな日々が開幕した気持ちになって、なんだか妙にワクワクするのです。

 

⇩その後(エピローグ)

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